インナーカラーとは
インナーカラーとはインナーをベースと違う色にするデザインカラーのことで、存在感はあるけれど目立ちすぎずヘアアレンジをした時などにインナーの色がポイントになっておしゃれなカラーです。
年齢や時期を選ばず大人気のデザインです。
インナーカラーが人気の理由
気軽に派手な色にチャレンジできる
派手な髪色にしてみたいと思うけど、全体を派手な色にするのは目立ちすぎて抵抗があったり勇気がでない方が多いと思います。
インナーカラーならベースの色を落ち着いた色にするとインナーの色は目立ちすぎることもなく派手な色にも挑戦しやすいです。
個性を出せる
ベースの色とインナーの色には無限の組み合わせがあり自分だけの個性を出すことができます。
ナチュラルなインナーカラーからハイトーンやビビットな個性的なインナーカラーまで様々なデザインがあります。
ブリーチの範囲が少なくて済むのでダメージが少ない
インナーカラーはほとんどがブリーチを使用しています。
ブリーチは明るめのカラーや鮮やかなカラーの場合必須になるのですが、ダメージが大きい、色落ちが早いなどのリスクもあります。
インナーカラーの場合全体をブリーチするのではなくインナーを入れたい範囲だけをブリーチするのでダメージを受ける範囲を最小減におさえて幅広い色味を楽しむことができます。
くくり方次第で隠すことができる
本当は派手な髪色にしたいけど、職場の規定で髪を明るくできないという方も多いのではないでしょうか?
インナーカラーならインナーの範囲やくくりかたによってインナーを上手く隠すことができるので髪色を明るくできない職場の方にも人気です。
インナーカラーはブリーチが必要?
インナーカラーはベースとのコントラスト差をはっきりさせることでインナーカラーの魅力を発揮します。
明るい色や鮮やかな色味を入れたい場合はブリーチなしでは明るさや鮮やかさを出すのに限界があるのでブリーチが必要になります。
ブリーチなしインナーカラー
画像引用元 https://tiphareth-hair.com/blog/%E3%83%96%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%81%E3%81%AA%E3%81%97%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%83%BC/
ブリーチなしでインナーカラーをする場合インナーとベースの色のコントラスト差をつけるためベースのカラーは暗くする必要があります。
カラーの履歴や髪質によってはインナーの色が明るくならない場合があるので注意が必要です。
ブリーチはケアブリーチがおすすめ
ケアブリーチとはブリーチ剤の中にケア剤を入れて行うメニューのことです。
ブリーチであることには変わりないので髪への影響を取り除くことはできませんが、ケア剤を入れることで髪へのダメージを最小限におさえられます。
ケア剤を入れるだけで施術時間は変わらないのでインナーカラーのブリーチにもケアブリーチを使用することをおすすめします。
○ ケアブリーチのメリット → ダメージ・切れ毛の軽減/艶感・仕上がりの質感の向上
○ ケアブリーチのデメリット → 料金が上がる(+1,000~3,000円)
ブリーチカラーにはカラーシャンプーがおすすめ
色落ちの原因のひとつがシャンプーです。
一般的な市販のシャンプーには石油系や高級アルコール系の洗浄成分が使われており、洗浄力が強いので髪の毛や頭皮がダメージを受け、カラー剤が流れ出てしまいます。
カラーシャンプーには染料が配合されており、色落ちを防ぐために作られたシャンプーです。
カラーシャンプーにはたくさんの種類があるのでインナーの色に合ったカラーシャンプーを使用して色落ちを防ぎましょう。
ムラサキシャンプー
QUALUCIA PURPLE SHAMPOO 250ml/¥1,700
ムラシャンと呼ばれるムラサキシャンプーはカラーシャンプーの中でも1番有名です。
ムラサキシャンプーは褪色した際の髪の毛の黄色味を抑えてくれる効果があり、使用することでまろやかなベージュを保つことができます。
また、ベースをしっかりブリーチしている髪の毛に使用すると白っぽい色にすることもできます。
○ ムラサキシャンプーに向いている髪色 → ホワイト系ハイトーン/ミルクティーベージュ/ラベンダー
アッシュシャンプー
QUALUCIA ASH SHAMPOO 250ml/¥1,700
アッシュシャンプーは青色の染料を多く含んだシャンプーなのでアッシュ系のカラーに向いています。
○ アッシュシャンプーに向いている髪色 → アッシュ/ネイビー
ピンクシャンプー
QUALUCIA PINK SHAMPOO 250ml/¥1,700
ピンクシャンプーは見た目の通りピンク、レッド系の色落ちを防ぐ効果があります。
ピンクシャンプーは他のカラーシャンプーに比べて色の入りが良いので使い続けることでかなり長い期間ピンク味を感じることができますが、長時間放置しすぎると色が濃く入りすぎることがあるので注意が必要です。
○ ピンクシャンプーに向いている色 → ピンク/レッド/ピンクベージュ
オレンジシャンプー
QUALUCIA ORANGE SHAMPOO 250ml/¥1,700
オレンジシャンプーは色の入りが濃く、日本人の髪質に入りやすい色味なので使用することで長い期間オレンジ味を感じることができます。
○ オレンジシャンプーが向いている色 → オレンジ
アイロンの温度は140℃以下
アイロンの温度が高いとダメージの原因になるだけでなく特にブリーチ部分は色落ちが早くなります。
寒色系ハイトーン(シルバーアッシュ、ラベンダーアッシュなど)は高温のアイロンを1度通すだけでも色落ちしてしまうこともあります。
140℃以下のできるだけ低温でスルーしてアイロンするようにしましょう。
インナーの範囲別に紹介
フルインナーカラー
サイドからバックにかけて髪の毛全体にインナーを入れるパターン。
1番インナーが目立つパターンなのでフルインナーカラーの場合はインナー部分を隠すことは難しいと思われます。
ボブ〜ロングの方は巻いた場合やアレンジした場合にかわいいのはもちろんですがストレートでもかわいいので巻くのやアレンジが苦手な方も簡単にオシャレに見せることができます。
イヤリングカラー
最近1番人気の耳前のもみあげ部分のみにインナーをいれるイヤリングカラー。
ブリーチの範囲が少なくて済むのでダメージが少なく、だけど前から見てもアレンジをしてもチラッと見えるインナーがポイントになってかわいいです。
ショートの場合は襟足にインナーを入れてしまうとベースの部分の髪が短く、インナーが目立ちすぎてしまうのでイヤリングカラーがおすすめです。
また、インナーの範囲やくくり方次第で隠すことができるので仕事で派手髪や明るくできない方におすすめです。
襟足インナーカラー
1番目立ちにくいさりげないインナーカラーです。
ロングの方は襟足インナーカラーでもインナーカラーを楽しめますがボブやショートの方は前から見た時にほとんどインナー部分が見えないので物足りなさを感じるかもしれません。
インナーの範囲とくくり方次第でうまく隠すことができるので、仕事で派手髪や明るい色にできない方に人気です。
またウルフカットのインナーカラーにも襟足だけはおすすめです。
画像引用元 https://beauty.yahoo.co.jp/stylist/33182/hairstyle/604865
フェイスフレーミングカラー
顔周りにベースと異なる色を入れるカラーのことで、インナーカラーを応用させた最新のデザインでおしゃれ女子の間で人気です。
一見派手な印象ですがカラーの色味や入れ方次第でナチュラルにオシャレに見せることもできます。
人気のインナーカラー
ミルクティーベージュ
ブラウンよりも柔らかさがあり一般的なベージュよりも透明感やくすみ感があり、明るめのカラーでもどこか上品さのある女性らしいカラーです。
どんな服装にもどんなシーンにも馴染むのでブリーチやインナーカラーが初めての方でも挑戦しやすいカラーです。
○ 相性の良いベースの色 → ブラウン/ベージュ/グレージュ
グレージュ × ミルクティーベージュ
グレージュ × ミルクティーベージュ
グレー
透明感抜群で外国人風のカラーに憧れる方に人気のグレー。
全体をグレーにするのは抵抗がある方もインナーだけだと挑戦しやすいです。
○ 相性の良いベースの色 → ブラック/グレージュ/アッシュ
グレージュ × グレー
ブラック × グレー
ピンク
ピンクは日本人の肌に馴染みやすく挑戦しやすいカラーのひとつです。
濃いめのピンクならブリーチの回数や放置時間が少なくても入りやすいので髪の毛のダメージも少なく済みます。
○ 相性の良いベースの色 → ブラウン/ベージュ/ピンクブラウン/ラベンダーピンク
ブラウン × ピンク
ラベンダーピンク × ピンク
ブルー
日本人の髪の毛の特融の赤味やオレンジ味を完全に消したブルー。
赤味やオレンジ味があるのがいやという方も多いのではないでしょうか?
2~3回ブリーチをしてしっかり色を抜いた状態にブルーを重ねると色落ちがグレーになるのでブルーとグレーの2色を楽しむことができます。
○ 相性の良いベースの色 → ブラック/アッシュ/グレー/シルバー
ブラック × ブルー
グレー × ブルー
グリーン
赤味を出したくないという方におすすめのグリーン。
グリーンのインナーカラーは人と被りにくく、個性が出せます。
○ 相性の良いベースの色 → ブラック/アッシュ/オリーブベージュ
オリーブベージュ × グリーン
オレンジ
ブリーチ回数や放置時間が少なくても叶うオレンジ。
ダメージも少なく済み、特に夏には華やかで映えて人気のカラーです。
○ 相性の良いベースの色 → ブラウン/ベージュ/ミルクティーベージュ
ミルクティーベージュ × オレンジ
ブラウン × オレンジ
イエロー
派手な印象のイエローですがインナーなら気軽に取り入れられます。
ブリーチカラーの中では色落ちも少なく長持ちしやすいカラーです。
○ 相性の良いベースの色 → ブラウン/ベージュ/ミルクティーベージュ
ブラック × イエロー
個性派インナーカラー
逆インナーカラー
インナーカラーが進化した逆インナーカラーで名前の通り通常のインナーカラーとは逆でベースに明るめの色を入れてインナーに濃い色を入れるのが特徴です。
内側に濃い色を入れることで顔に陰影が生まれて小顔効果を発揮してくれます。
幅広インナーカラー
インナーの幅が広めのインナーカラーで、ベースの幅が薄くインナーの色がかなり目立ちます。
ベースが少ないので表面にライン状に出てかわいいです。
インナーグラデーションカラー
インナー部分を1色ではなくグラデーションで2色入れたインナーカラーで、好きな色を組み合わせて個性を出すことができます。
エクステインナーカラー
エクステインナーカラーとは、その名の通りエクステを付けてインナーカラーにすることです。
カラーやブリーチをせずエクステを取り付けるだけなので髪の毛へのダメージがなく時間もかかりません。
好きなタイミングで取り外しできるので、飽きたり色が気に入らなかった場合にすぐに取り外すことができ、イベントや長期休暇のイメージチェンジにもおすすめです。
またエクステの場合、色落ちが少ないので長期間理想のカラーを楽しむことができます。
○ エクステインナーカラーのメリット → ダメージがない/時間がかからない/好きなタイミングで取り外せる/色落ちが少ない
○ エクステインナーカラーのデメリット → 付けたては独特のにおいがある
インナーカラーが映える巻き方
外はね
ボブ~セミロングの方におすすめの簡単にできる巻き方のひとつの外はね。
ストレートアイロンでもコテでもどちらでも作ることができ、巻くのが苦手な方でも挑戦しやすいと思われます。
外はねにすることでインナーの毛先が表面に見えるようになるのでポイントになり、簡単かわいいスタイルになります。
インナーを少し残して表面の髪を耳にかけるとよりインナーを目立たせることができます。
波ウェーブ
波ウェーブとは内巻きと外巻きを交互にカールさせた巻き方のことで、近年人気のスタイルです。
エアリー感のあるゆるふわな優しい雰囲気を出せます。
顔回りだけ外巻きに巻くことでインナーが目立ってかわいいです。
外巻き
外巻きとは顔に対して内側から外側に向かって巻く巻き方のことです。
内側のインナーが外巻きすることで表面に出できて華やかな雰囲気を出してくれます。
流行のヨシンモリ巻きや韓国風スタイルも外巻きで構成されていることが多いです。
インナーカラーが映えるヘアアレンジ
ポニーテールアレンジ
画像引用元 https://beauty.hotpepper.jp/slnH000311721/style/L081658688.html?wak=MAGARTICLE_HAIR_img_styledetail_btn_443965
定番アレンジといえばポニーテール。
ふんわりと巻き髪にトップを引き出したルーズなポニーテールでもスタイリッシュでタイトなポニーテールでもインナーの色がちらっと見えておしゃれな印象になります。
ハーフアップアレンジ
画像引用元 https://beauty.hotpepper.jp/slnH000401769/style/L074748477.html?wak=MAGARTICLE_HAIR_img_styledetail_btn_443965
インナーカラーを最大限に目立たせるハーフアップアレンジ。
大人かわいい印象で上品にもカジュアルにも見せることができます。
インナーカラーが見えることでシンプルなハーフアップでも華やかな印象を与えます。
編みおろしアレンジ
画像引用元 https://ameblo.jp/hairmake-rola/entry-12716561502.html
ロングヘアーにかわいい編みおろしアレンジ。
結婚式のお呼ばれヘアーにも、セルフアレンジでできる簡単な三つ編みや編み込みでもインナーの色が映えて華やかでおしゃれです。
インナーカラーの流れ
① カウンセリング
インナーカラーの場合なりたいカラーの画像があればイメージの共有がしやすくカウンセリングがスムーズです。
口頭のみのカウンセリングだと仕上がりのイメージにズレが生じる場合があります。
また、今までの黒染め、パーマ、ストレートパーマの履歴を伝えてムラやダメージが少なくなるような施術を行ってもらいましょう。
② ブリーチの塗布
鮮やかな色や明るい色にする場合はインナーをブリーチする必要があります。
インナーの範囲を分け取りブリーチを塗布します。
ブリーチ剤は通常のカラー剤に比べて刺激が強いのでカラーで頭皮が沁みたりかぶれた経験がある方は、保護剤を使用してもらうなど対処ができますので美容師さんに伝えておきましょう。
③ 放置
希望の色によってブリーチの放置時間は変わりますが20分~1時間程時間を置きます。
髪質やカラーの履歴、希望の色によってはブリーチを重ね塗りしたり一度流して2回目のブリーチをする場合もあります。
④ 流し
ブリーチを流します。
⑤ オンカラー
カラー剤を塗布します。
一度流してシャンプーをしたことで頭皮の油分が洗い流されて油膜が薄くなっているので、ブリーチで沁みなかった方もオンカラーで沁みる場合があるので注意が必要です。
⑥ 放置
15~30分程時間を置きます。
⑦ 流し
流しシャンプートリートメントをします。
ブリーチは髪の毛への負担が大きいのでサロントリートメントをして髪の毛をケアしてあげることをおすすめします。
インナーカラーの料金
インナーの範囲やしたい色によってブリーチ回数が変わりますが、13,000~25,000円前後が目安になります。
髪の毛の状態や履歴などによっても変わってくるので事前に確認しておくか、予算は多めに考えておくのがおすすめです。
インナーカラーの色持ち
ブリーチカラーの色持ちは約1~2週間になります。
シャンプーをする度にカラーは徐々に落ちていきますがブリーチなしのカラーに比べるとブリーチカラーははるかに色落ちが早いです。
色持ちを良くするためには予め濃いめの色を入れるか暗めの色を入れると場合によっては2週間以上色が持つこともあります。
色が抜けたまま過ごす方も多いですが、1ヵ月に一度はカラーをして色を入れた方が素敵なのでブリーチカラーはブリーチなしカラーに比べるとメンテナンスが必要になります。
インナーカラーはセルフでできる?
市販のブリーチ剤カラー剤カラーバターなどでセルフでインナーカラーをすることは可能です。
しかし、ブリーチ剤の塗り方やインナーの範囲を決めるブロッキングなどを間違えると思った色やデザインになりません。
また、市販のブリーチ剤やカラー剤はどんな髪質の方でもある程度染まるように強めの薬剤を使用しているので髪の毛への負担が大きくなります。
マニックパニックやカラーバターは髪の毛への負担は少なくセルフカラーでも簡単に鮮やかな色味を出しやすいですが次のカラーに影響がでることがあるので注意が必要です。
パーマをしていてもインナーカラーはできる?
ブリーチは髪の毛に大きな負担があります。
また、パーマや縮毛矯正も場合によっては同じぐらいダメージが大きい施術になります。
よって、その2つが重なるとかなり髪の毛が傷んで、場合によっては手櫛が通らない、髪の毛が切れる、パサついて潤いがなくなるなどとリスクが大きくなります。
縮毛矯正、パーマの施術を受けたことがある方は髪の毛のことを思うとブリーチを使ったインナーカラーは避けた方がいいかと思われます。
また、一度パーマをかけて時間が経ってパーマが緩んだり取れた場合でも髪の毛に薬剤を塗布した部分はダメージが入っているので要注意です。
薬剤を塗布した部分をカットしてなくなるのを待ち、ブリーチの施術を行うのが良いでしょう。
インナーカラー後のヘアケア
ヘアケア効果の高いシャンプーを使う
髪の毛のダメージをケアするには毎日使うシャンプーが重要です。
ドラッグストアやスーパーで買える市販のシャンプーや美容室専売品のシャンプーなど様々な種類がありますが、中にはケアどころか使うだけで髪の毛の潤いを奪ったりダメージを与えてしまうシャンプーもあるのです。
そこでおすすめのシャンプーはアミノ酸系のシャンプーです。
アミノ酸系シャンプーとはその名の通りアミノ酸系の洗浄成分を配合したシャンプーのことで、人間の皮膚や髪の毛のタンパク質を構成するアミノ酸と同じ成分でできていて、肌と同じ弱酸性なので髪の毛や頭皮に優しいシャンプーです。
対してドラックストアやスーパーなどに売られているシャンプーのほとんどが石油系シャンプーと言って、石油系界面活性剤と言う食器用洗剤にも含まれる強力な洗浄成分を使用したシャンプーです。
石油系シャンプーは洗浄力が強いため、カラーの色落ちを早めたり頭皮に必要な皮脂まで取り除いてしまうため身体の自己防衛機能により過剰に皮脂が分泌されたり、乾燥や頭皮トラブルの原因になります。
中には、コストの低い石油系界面活性剤をメインで使用して、アミノ酸系界面活性剤は極微量しか使用されていないにも関わらずアミノ酸系シャンプーとして表示されているものもあるので注意が必要です。
洗い流さないトリートメントを使う
洗い流さないトリートメントとは、その名の通りドライヤー前につける洗い流さなくて良いトリートメントのことです。
ドライヤーやヘアアイロンの熱、紫外線、 摩擦、乾燥などにより髪の毛の表面のキューティクルが傷むことでカラーが流れ出てしまい色落ちをしてしまいます。
通常のトリートメントは洗い流していしまいますが、洗い流さないトリートメントは栄養成分を髪の毛にずっとキープすることができます。
サロントリートメントをする
トリートメントは髪の毛の補修をする効果がありますが、市販のトリートメントは補修効果が弱く持ちは1日程度です。
それに比べサロントリートメントは栄養成分の量が多く濃度と質、持ちが良く髪の毛の深部まで栄養を補給してくれます。
ケア方法やサロントリートメントの種類にもよりますが短くても1週間、長ければ1ヵ月以上効果が続きます。
髪の毛のダメージが気になる方やサラサラで潤いのある髪の毛を手に入れたい方は、1ヵ月に一度のペースでサロントリートメントをしてもらうのが良いでしょう。
インナーカラーのその後
インナーカラーを継続する場合
インナーカラーを継続する場合インナー部分の根本をブリーチリタッチする必要があります。
ブリーチリタッチの理想の頻度は1.5~2ヵ月です。
インナー部分のブリーチの回数が多いほど、インナー部分の色が明るいほど、期間が開きすぎると色を繋ぐことが難しく切れ毛が起きやすくなります。
インナーカラーを継続したい場合は1.5~2ヵ月以内に美容室に行くようにしましょう。
インナーカラーをやめる場合
インナーカラーをやめてワンカラーに戻す場合、インナーの明るい部分をベースとは違うカラー調合で暗くする必要があります。
しかし元のベースがブリーチをして明るい状態なので、全体をワンカラーに揃えても時間が経つとブリーチ部分は明るくなってきます。
暗めのカラー剤を繰り返し入れることで色落ちが少なくなっていくので、色落ちして明るくなったら再び暗めのカラー剤で染めることを繰り返して徐々にインナーとの差をなくしていきましょう。
インナーカラーの隠し方
目立ちにくいインナーカラーの入れ方
サイドの髪の毛は残す
前から見た時に顔回りの髪の毛やもみあげを残しておくと比較的インナーが目立ちません。
インナーの根本は残す
インナーを入れる際に根本から入れるとくくった時や耳にかけた時に目立ってしまいます。
目立ちにくくするためには根本を残してインナーを入れると良いでしょう。
インナーの範囲を少なくベースを重めにする
インナーの範囲が少なければ少ないほど目立ちにくいのですが、さらにベースの髪の毛が重ためだと目立ちにくいです。
レイヤーの入った軽めのスタイルよりも切りっぱなしのような重めのスタイルがおすすめです。
隠せるくくり方
① インナー以外の髪の毛を分け取って上に上げておきます。
② インナー部分のみを後ろでひとつに結びます。
③ ①で分けていた髪の毛を下してインナーの部分を覆うように②とまとめて結びます。
④ くくった毛先のインナーが見えないようにお団子にします。
この方法は肩~鎖骨以上に髪の毛の長さがないと厳しいですがコツを掴めばうまくインナーを隠すことができます。
お客様の声
愛媛県:専門学生(19歳・女性)
ワンカラーに飽きて初めてインナーカラーに挑戦しました!
初めてのブリーチだったので髪の毛の傷みが怖かったのですがケアブリーチを使用して頂いたのでほとんどダメージを感じず理想のミルクティーベージュになりました。
普段は美容室でトリートメントをすることがなかったのですが、ブリーチをしたのでトリートメントもして頂きました。
ホームケア付きのトリートメントで使い方も丁寧に教えてもらったので、毎日のお手入れも頑張ってみようと思います。
愛媛県:看護師(23歳・女性)
初めてのインナーカラーで不安でしたが、丁寧にカウンセリングして頂きイメージ通りの髪色にしてくださいました。
仕事上明るいカラーができないのですが、インナーカラーの範囲を考えてくれたり隠し方も教えてくださったので職場でも隠し通せています。
お店の雰囲気も良く長時間のメニューでしたが、快適に過ごすことができました。
また次のカラーもお願いしたいと思います。
ありがとうございました。
まとめ
インナーカラーの疑問は解決されましたか?
インナーカラーはインナーの範囲や色によってデザインは無限大です。
しかし、カラーやパーマ、縮毛矯正の履歴のよっては大切な髪の毛がかなり傷んでしまったり最悪の場合は髪の毛が切れてしまうので慎重にカウンセリングと施術をしてもらいましょう。
ワンカラーに飽きてきた方やブリーチをしたことがない方も是非一度挑戦してみてください。
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