最近話題になっている「髪質改善」とはいったい何なのか?
どんな状態を改善できるものなのか?

「クセ毛が治るの?」
「ダメージが治るの?」
「両方治せるの?」

など疑問や質問がお客様から多数上がってきます。確かに髪質改善という言葉自体少し曖昧な部分もあると思います。しかもネットやSNSで検索しても、サラサラになっているのは解るけどどうゆうものなのか解らない場合も多いです。なので今回は現役美容師であり、実際に髪質改善を取り扱っているサロンで働く私がわかりやすく説明し、疑問や悩みを解決していきたいと思います

 

髪質改善とは?

簡単に言うと、近年出てきた言葉です。そして「その内容は美容室による」が結論です。店によって髪質改善は違うと言う事です。言葉は同じでもやってる内容は全く異なります。

「やってみないと分からない」が正解です。

でもそんなの難しくないですか?何が自分にあっているかも分からない。あっているものを見つけたとしても近くのサロンでやってない。など、髪質改善に興味はあるけど、踏み出せていない方も多いはず。ただ本当に髪質や悩みに合わせた髪質改善ができると、まるで別人のような髪質に変身します!なので悩みや髪質に合わせた髪質改善やどういったメニューを選べば良いのか?を事例別にご紹介します。

悩み別の解決方について

くせ毛の方の髪質改善

太くて硬くてうねりが強い方

・ノンアイロン酸性縮毛矯正エアーストレート

髪の毛が硬くうねりが強い方は毛量も多い方がほとんど。まず、頭に浮かんで来るのは縮毛矯正ではないでしょうか?縮毛矯正をしたことがある方も多いと思います。ただアイロンを使う縮毛矯正だと、もともと硬い髪がさらに硬くなってしまう恐れがあります。

そこでオススメなのがエアーストレート

アイロンを使用せず、自然な柔らかいさわり心地と、しっかりうねりは真っ直ぐに伸ばしてくれます。「最初はアイロン無しで本当にクセが伸びるのか?」と不安でしたが「今までの縮毛矯正よりキレイに伸びた」とお客様から好評ですし、美容師目線でもエアーストレートは安心感があります。剛毛のくせ毛は日本人に多いタイプですが、エアーストレートはかなり効果的だと思います。だいたいの方はエアーストレートで、髪のお悩みが解決できると思います。クセが強い方で約3ヶ月に1回、ややうねりが気になる方で半年に1回、少しうねる方で1年に1回ペースがオススメです。

エアーストレート施術例

 

細くて柔らかくうねりが強い方

・ノンアイロン酸性縮毛矯正エアーストレート

先ほどと同じく、髪の毛が細い方もエアーストレートがオススメ。理由は、通常の縮毛矯正と比べてペタッとしにくいところです。アイロンを使う縮毛矯正だと、どうしても地毛に比べるとペタッとしやすく、ピンピンになる可能性が高いです。

エアーストレートは、アイロンを使用せず、専用のブラシを使ってクセを伸ばすので、毛先のピンピン感も少なく、自然に根本からふわっと仕上がります。かつダメージも少なく施術できるので、ダメージしやすい細くて柔らかいクセ毛の方にもピッタリだと言えます。

通常の縮毛矯正だとダメージしすぎると髪の毛が切れてしまう恐れもあるので、髪の毛が細い方はダメージにもご注意ください。特に顔まわりの生え際は髪の毛が細く、切れたり縮れたりする方も多いです。そこを傷ませてしまうとかなり切れ毛に繋がりやすく、綺麗に髪の毛が伸びにくくなります。

エアーストレート施術例

 

50代以上の白髪染めの世代の縮毛矯正

この世代の悩みは縮毛矯正によってボリュームが無くなる事。いくらクセ毛が綺麗になっても、スタイルにならないのが悩み。根元が潰れてしまい、不自然さを感じる方も多いのですが、エアーストレートはその心配はありません。根元から自然に立ち上がりますので、縮毛矯正の後でも普通にボリュームが出ます。もちろんクセをしっかりと伸ばした上での事ですから、安心してご相談ください。

エアーストレート施術例

細くて髪のねじれや細かいジリジリが気になる方

・ノンアイロン酸性縮毛矯正エアーストレート

髪が細くて撥水毛の方は、なかなか髪質は思うように改善出来ません。細かいねじれがあるので髪が綺麗に見えなくて、パサついてしまいます。髪に潤いを与えながらクセも綺麗に伸ばす必要があります。潤いを与えながら細かいクセも伸ばします。

エアーストレート施術例

太くて硬くてごわつく方

・PIM濃密ヘアエステorノンアイロン縮毛矯正エアーストレート

ごわつきが気になる方はトリートメントタイプの髪質改善もオススメ。その中でもオススメなのがPIM濃密ヘアエステです。クセ毛を伸ばす力はありませんが、髪の毛の内部を補修してくれることによりごわつきが改善できる場合が多いです。正直どのメーカーも補修力の高いトリートメントはしっとりしすぎるものも多いのですが、PIMはベタベタせずに内部に栄養がたっぷり入ります。かつ持続力も圧倒的に良いのも特徴です。1ヶ月に1回で髪の毛がどんどん柔らかくなってくるでしょう。プラスでクセやうねりが強く気になる方はエアーストレートと併用するのもオススメです。

エアーストレート施術例

細くて柔らかくてパサつく方

・PIM濃密ヘアエステ

パサつきが気になる方はトリートメントタイプがオススメ。パサつきの原因はダメージや乾燥の場合が多いので、髪に負担をかけずにできるトリートメントタイプがぴったりです。細くて柔らかい方はペタッとしてしまうのでしっとりしすぎるトリートメントだと、ベタつく事もあります。

PIM濃密ヘアエステでダメージ補修をし、PIMのサラサラタイプのシャンプーを使用するとどんどん髪質が良くなります。家でのケアも大切になってくるのでまずはシャンプーから変えてみましょう。PIM濃密ヘアエステは繰り返す度髪の毛に残る、蓄積型のトリートメントです。髪の毛が芯から丈夫になり、今後のハリ・コシがある理想の髪質に近づけると思います。

エアーストレート施術例

ダメージ毛の方の髪質改善

ダメージがあってクセを伸ばしたい方

・ノンアイロン縮毛矯正 エアーストレート

ダメージが強く縮毛矯正を断られる方も多いのではないでしょうか?

特にブリーチでのダメージや、すでに縮毛矯正で傷んでいる髪の毛には通常の縮毛矯正はかなり危険です。ほとんどの場合断られるか、やってもらっても髪の毛が切れてしまう場合が多くあります。実際に今まで僕もお断りをする事が多くありました。そんな悩みを解決できる唯一の縮毛矯正がエアーストレートです。髪に優しい薬と栄養を補給しながらクセが伸ばせる全く新しい縮毛矯正です。最初はブリーチの方に施術するのは怖いと思うこともありましたが、今ではブリーチのお客様にも提案ができるようになりました。ダメージしていてクセを伸ばしたい方の最後の砦だと思います。

エアーストレート施術例

エアーストレート施術例エアーストレート施術例

髪の毛が引っかかって切れてしまう方

・PIM濃密ヘアエステ+PIMシャンプー

ダメージが強い方やもともと髪の毛が細く柔らかい方は引っかかるお悩みを抱えている方が多いと思います。僕もクセ毛で猫っ毛なので、ブリーチやパーマをしていた時は引っかかりが悩みでした。その悩みが一番解決できたのが、PIM濃密ヘアエステとPIMシャンプーを家で使った時でした。髪質改善後の指通りに感動したのはもちろん、シャンプーを家で使った時にびっくりしました。サロン帰りがツヤツヤなのは当たり前ですが、それを家でも再現できるのがシャンプーです。今ではサラサラタイプのライトシャンプーとトリートメントを使用していますが、これがないと落ち着きません。ライトシャンプーはドライヤーで乾かした時のふわっと感もあり、ペタッとしやすい方には本当にオススメのシャンプーです。あとは引っかかりにくい荒めのクッションブラシを使ってあげると、摩擦が減り新たな枝毛や切れ毛を防ぐことも可能です。

エアーストレート施術例ピムシャンプートリートメント

カラーのダメージでパサつく方
・PIM濃密ヘアエステ

カラーのダメージが原因でパサついている場合はトリートメントタイプがオススメ。毛先のダメージをそのままにしておくと、カラーの色持ちも悪くなります。トリートメントの髪質改善を繰り返すことによりカラーの発色や色持ちも良くなり、パサつきも改善できます。カラーをするときに一緒にしてあげるのがオススメです。オススメの頻度は1ヶ月に1回で、繰り返す度髪が丈夫になっていく新しいトリートメントです。

エアーストレート施術例

ブリーチのダメージでひどく乾燥している方

・PIM濃密ヘアエステ+PIMシャンプー

ブリーチの場合かなり毛先がダメージしている場合が多いです。なのでトリートメントタイプの髪質改善+家でのケアも必要になってきます。ブリーチのダメージの方は家でのケアがないと、髪質改善の効果が出にくいのが現実です。ただ家のケアを徹底すると、切れ毛も減り綺麗な状態をキープできます。実際にPIMを使い続けているお客様の髪の毛がどんどん綺麗になっているので、本当にお困りの方にはかなりオススメです。

エアーストレート施術例

パーマのダメージで乾燥が気になる方

・PIM濃密ヘアエステ+PIMシャンプーライト

パーマは時間がたつと乾燥しやすくなるのが特徴です。パーマを残したまま乾燥を抑える場合はトリートメントタイプの髪質改善がオススメ。しっとりしすぎず、しっかり内部を補修してくれるPIM濃密ヘアエステとの相性はかなり良いです。しっとり系を使いすぎると乾燥は治りますが、パーマのふわっと感が失われペタッとする場合もあります。ベタつかない髪質改善で乾燥を抑えましょう。プラスでサラサラタイプのPIMシャンプーを使うと、より効果は持続します。

パーマのダメージで広がる方

・ノンアイロン酸性縮毛矯正エアーストレート+PIM濃密ヘアエステ

パーマの広がりをどうしても抑えたい方は、一度エアーストレートで優しくパーマを落とすのがオススメです。パーマのダメージでの広がりはトリートメントだけで抑えるのは難しく、効果を感じにくいと思います。1度優しく落とした上で、トリートメントタイプの髪質改善を施術することでさらにまとまる髪へと改善します。

トリートメントタイプのPIM濃密ヘアエステは繰り返す度栄養が髪の中に定着していくので、継続していくとどんどん髪の毛が綺麗になります。縮毛矯正のダメージで毛先がチリつく方縮毛矯正で毛先がチリついてしまった場合はその部分をカットするのが1番オススメです。

チリつきは髪のダメージの中でも極度のダメージなので、髪質改善のメニューで解決することが難しい場合が多いです。ダメージ部分をカットした上で、トリートメントタイプの髪質改善で補強をしていき、根本のクセが出てきた時はエアーストレートで傷ませずに縮毛矯正をする。その繰り返しで長い期間継続する必要はありますが、1年後にはかなり良い状態にまで改善できると思います。

チリつきでお悩みのお客様に1年間信じて通って頂きましたが、本当によくなり僕も感動しましたし、お客様も悩みがなくなり生活が楽になったと喜んでくれました。縮毛矯正のダメージで髪の毛が硬くなってしまう方、縮毛矯正のダメージで硬くなってしまう方は熱ダメージが原因の場合がほとんどです。通常の縮毛矯正の場合はアイロンを使用するのですが、温度は基本180℃です。しっかりくせを伸ばすためなのですが、かなりダメージはしてしまいます。

しかも1度硬くなってしまった髪の毛は基本的に元に戻りません。なので極度に硬い毛先の部分をカットしつつ、今後はエアーストレートに移行していくのがオススメです。エアーストレートはアイロンは使用せずに薬剤でクセを伸ばすので高温になりすぎないのが特徴です。低温でしっかりクセを伸ばす事が髪を柔らかくするために効果的です。

過度なアイロンで毛先がチリついた方

アイロンで毛先がチリついてしまった方も同じく元には戻りません。なので1番の解決策はカットすることです。そして原因はアイロンの温度が高いことです。家でのアイロンの温度が140℃以上の場合、硬くなりその後髪の毛がチリつく場合が多いです。

今後はアイロンの温度を140℃以下に下げて使用しながら、トリートメントタイプのPIM濃密ヘアエステで髪を補修していくことをオススメします。トリートメントタイプの髪質改善を定期的にしていると、今後のダメージに強くなり、傷みにくい丈夫な髪の毛になっていきます。なので今傷んででいない方にも効果的です。これからのダメージに対しても対策ができるので、綺麗に伸ばしていきたい方は今のうちからケアを意識していきましょう。

まとめ

色々な悩みのパターンに合わせて解決できる髪質改善やケアについてお伝えしてきましたが、いかがでしょうか?今回出した悩みは髪質やクセ毛、ダメージに特化したお悩みを中心にお話ししてみました。

まだまだ悩みのパターンは無限にあると思います。これらの悩みに合わせた解決策を組み合わせ、あなたの髪質や悩みに合わせた最善の髪質改善を見つけてもらえたらと思います。髪質改善はこれからも色々なメーカーや美容室から新しいものができ、もっと選ぶのが難しくなることが予想されます。

どんどん進化し、より多くの悩みが解決できるようになるとお客様も喜んでくれるし、美容師側も提案の幅が広がり、より素敵なヘアスタイルを提供できるようになると思います。

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