みなさんこんにちは!今回は髪の毛について詳しく説明したいと思います。
髪の毛について説明してくれている記事はたくさんありますが、内容が難しすぎて理解しずらいものが多いと感じています。
なので今回は現役美容師として働いている僕が実際に一般のお客様に話す説明の仕方で、なるべく分かりやすく例え話なども交えながら解説していきます!
髪の毛について詳しくなれると自分の髪質は一体どうなのか?も判断できるようになります。
最後まで記事を読んでいただけると嬉しいです!

髪の毛の構造について

まずは髪の毛がどうゆう構造でできているのか?について説明します!

髪の毛は3層構造でできている

髪の毛は頭皮から作られていて髪の断面図を詳しく覗いてみると、3層構造のまるで鉄火巻きのようになっています!

一番外側からキューティクル(のり部分)、中のほとんどの部分がコルテックス(シャリ部分)、一番中心の部分にメデュラ(マグロ部分)の3層で構成されています!

キューティクルについて

キューティクルは根本から毛先にかけて髪の表面を覆っていて、髪を守る役割の部分です!
先ほどは鉄火巻きののりで例えましたがキューティクルをさらに細かく覗いてみると5〜8層の重なりがあり、根本から毛先にかけて向きもあります!
簡単に説明するとタケノコのような状態です。

頭皮側がたけのこで言うと地面側になります!
このように向きがあるので髪の毛をクシでとかす時に方向を間違うと絡まりの原因になりやすいです。
必ず髪の毛をとかす時は根本〜毛先にかけてクシを通すようにしましょう。
キューティクルが痛んでしまうと見た目がパサパサしてしまい、髪の毛の栄養が外に出て行ってしまうので注意が必要です!
キューティクルはダメージで欠けたり失われたりして、枚数が減ってしまいます。
表面のツヤをキープするためにもケアを意識しましょう!

コルテックスについて

髪のほとんどの部分はコルテックス(シャリ部分)で構成されています!
コルテックスはケラチンというタンパク質からできており、メラニン色素も含んでいます。地毛が黒いのはこの部分が影響しています!
特徴としては保水性があり、髪の毛を柔らかくしなやかな状態にしてくれています。
主にトリートメントの栄養成分はこの部分を補うための成分が多いです。
髪の毛が乾燥しやすい方はコルテックス部分の水分がなくなっている状態なので、早急に保湿してあげることをオススメします!
鉄火巻きもシャリが乾くとパサパサで美味しくないですよね?一説によるとシャリに酢飯を混ぜるのも乾燥しないように長持ちさせるためとテレビで聞いたことがあります。

柔らかくしなやかな状態をキープするためにもトリートメントはしてあげましょう。

メデュラについて

メデュラ(マグロ部分)は髪の一番中心に存在しています。ただ細い髪質の方にはこのメデュラが存在しない場合もあります。
メデュラの役割も実は分かっていない事も多いのですが、主に髪の毛の潤いや弾力を守っているとも言われています。
赤ちゃんの髪の毛が柔らかくて透けているのはメデュラが存在していないからです!
メデュラが無いから悪いというわけでは無いですが、ある人の方が髪がしっかりしている傾向があります。
マグロ無しの鉄火巻きに関しては鉄火巻きではなくシャリの海苔巻きになってしまうので、マグロが主役です!

髪の毛が生えてくる仕組みについて

髪の毛の構造について知った上で髪の毛が生えてくる仕組みを知るともっとおもしろい!
ここからはどうやって髪の毛が生えてくるのか?について解説します。

髪の毛の本数について

まず髪の毛は何本生えているのか?から説明します。
日本人の平均的な髪の毛はおよそ10万本と言われています。
思ったより多く初めは僕も驚きました!
個人差はありますが1日に約100本の髪の毛が抜けている事も分かっています。
100本も抜けてて大丈夫?と心配になりますが、これが正常な範囲と言われています!
抜けても髪の毛が伸びたり増えたりしているのは髪の毛には「ヘアサイクル」と言われているものがあり、髪の毛の成長をコントロールしています。

ヘアサイクルについて

ヘアサイクルという言葉自体初めて聞いた方も多いのではないでしょうか?
髪の毛が生えてくる仕組みの中でもこのヘアサイクルはかなり重要になってきますので、ここから詳しく解説していきます!

ヘアサイクルとは?

ヘアサイクルとは髪の毛がある程度生えて、抜け落ちて、再び生えてくる周期のことです。
髪の毛はずっと伸び続けているわけではありません!
今生えている髪の毛はそのサイクルの成長期になります。
サイクルには「成長期」「退行期」「休止期」の3つのサイクルがあります。
その3つのサイクルを総称してヘアサイクルと呼ばれています。

成長期

髪の毛の細胞が活発化し、どんどん髪の毛が伸びる時期のことです。
女性が約4年〜6年、男性が約2年〜5年と言われています。
3つのサイクルの中で最も長い期間が成長期なので髪の毛が伸び続けているように感じると言う事ですね!
ちなみにこの成長期は頭皮の環境悪化や血行不良により乱れる事もあり、乱れてしまうと成長期が短縮されて髪の毛が伸びにくい状態に。
野菜を育てるときも土の状態が良くないといい野菜が育たないですよね?
それと同じで頭皮の環境はとても大切です!
いい髪の毛を健康的に伸ばし続けるならまずいい頭皮の環境から整えましょう。

退行期

先ほど説明した「成長期」の次は「退行期」という期間に入ります。
髪の毛の細胞の活動が弱くなり、毛根が萎縮して少しずつ小さくなっていきます。
期間は約2〜3週間ほどで髪の成長が遅くなっていきます。
退行期とは数年かけて成長した髪の毛がだんだん寿命に近づいている期間という事です!
寿命と言うと怖いですがこれが正しいサイクルなので安心してくださいね!

休止期

「退行期」の次は「休止期」に突入します。
退行期で活動が弱くなった毛根が完全に活動をストップします。
休止期の期間は約2〜3ヶ月ほど続くと言われており、やがて新しい髪の毛を生やすための準備を行います!
新しく生える毛根の準備が整うと、新しい毛根が下から押し出すように休止期の髪の毛が自然に抜け落ちます。
サイクルの順番で言うと成長期→退行期→休止期→成長期…のようにぐるぐる周り、この3つのサイクルを繰り返して髪の毛が生えてくると言う事ですね!

毛根、頭皮について

髪の毛の構造、髪の毛が生える仕組みについて知れたところで毛根と頭皮について説明したいと思います!
髪の毛が生えてくる仕組みについて解説する上で最も大切と言っても過言ではない毛根と頭皮について。
健康な髪の毛を生やすためにも知っておいて損はしない情報です!これから詳しく解説していきます!

毛根はどこにあるの?

まず毛根とは髪の毛のどの部分のことなのか?について説明します!
毛根は生えてくる髪の毛の一番根っこの部分で、頭皮の中に埋まっています。
外からは見えない部分になるので直接確認することは難しくなっています。
野菜で例えると頭皮が畑で毛根が根っこ、そこから出ている茎や葉っぱや実が髪の毛になります!
根っこがないと野菜が育たないのと同じで、毛根がないと髪の毛は育ちません。
毛根は髪の毛を生やすためには必要不可欠な部分になります!

毛根の役割について

毛根の役割は先ほど説明した通り、髪の毛を生やすための働きをしています。
髪の毛の心臓部分であり、ここから髪の毛は成長します。
毛根の中にもいろんな細胞がありそれを総称して毛根と呼んでいます。
主に髪の毛を生やす役割をしているのが毛乳頭と毛母細胞です。
毛乳頭から毛母細胞に髪の毛を生やす指令が出て、その指令を受けて髪の毛を生やすのが毛母細胞です。
毛母細胞が細胞分裂を繰り返すことで髪の毛は成長し、頭皮の外側に伸びていきます。
まとめると毛乳頭から「髪の毛をはやしてくれー!」と指令が出て、毛母細胞が指令を受け「髪の毛頑張って生やすぞー!」と細胞が動き出し、髪の毛が頭皮の外側に出できて「頑張って伸びるぞー!」と言う流れです!
なので毛乳頭の指令も毛母細胞の頑張りも大切で切っても切れない関係ということです!

健康な髪の毛を生やすためには

髪の毛について色々知れたところで次は健康な髪の毛を生やすためにはどうしたらいいのか?について解説していきます。

毛根を活性化させる

先ほど説明した通り髪の毛を生やすためには毛根の活動を活性化させる必要があります!
大切なのが血行を良くすることです。
血行が良くなると頭皮に血液がどんどん流れ栄養を与えてくれます。
その栄養を使って毛根が活性化し髪の毛が生えやすい状態になりやすく、ハリコシのある健康な髪が育ちます。
髪の毛を早く伸ばすことにも繋がります!伸ばし中の方も血行を意識してラプンツェルを目指しましょう!

血行を良くするには

血行を良くするためには体の健康状態がかなり大切で、普段の生活習慣を見直す必要があるかも知れません。
健康な髪の毛を生やすための生活習慣をまとめてみました!

  1. 栄養バランスの良い食事をとる
  2. 適度な運動をする
  3. 良質な睡眠をとる
  4. 生活リズムを整える
  5. ストレスを溜めすぎない

などが挙げられます。頭皮の状態だけではなく全身の健康を意識することが1番大切です。
これを継続すると綺麗な髪の毛が早く伸びること間違いなし!

まとめ

髪の毛についてなるべく分かりやすく解説してみましたがいかがでしょうか?
詳しく知れるとおもしろいですよね?
ただ髪の毛についてはまだ解明されてない事も多いのが現実です。
これから解明されてどんどん技術が進化するのが楽しみですね!