トリートメントにはサロントリートメントや洗い流さないトリートメント…等たくさん種類がありますよね。
種類が違えば用途も違うので何を使えば良いか分からない。そんな方も多いのではないでしょうか?
なので今回は種類や使い方の説明はもちろん、髪質や髪の状態に合わせてどんなトリートメントがオススメなのか?
まずは、みなさんは髪の毛について、どのくらい知っていますか??
髪の毛は繊細なもので、知らないうちに大きな影響を与えているかもしれません。
ちゃんと気をつけているつもりでも美容室にいくと、「結構傷んでいますよ。」っていわれた、という話もよく聞きます。
気づいたときには、、、とならないように事前に防いでいきたいですよね?
今回は意外と知らない髪の毛事情を徹底解説していきます!
最後まで読んでいただいて、自分に合ったトリートメントを見つけてもらえると嬉しいです!
髪の毛って?
構造
髪の毛は頭皮(皮膚)から作り出されており、何層も重なってできたミルフィーユのような構造になっています。その一番外側に存在するのがキューティクルです。この部分が壊れると髪の毛が傷んでしまいます。
成分
タンパク質80%〜90% 水分11%〜13% 脂質1%〜6% メラニン4.5%
↳タンパク質(ケラチンタンパク90% 非ケラチンタンパク10%)
髪の毛を構成する成分はほとんどがケラチンというタンパク質からできています。このことから髪の毛のダメージを考えるうえでケラチンが重要な要素になることがわかります!!
ダメージの原因や起こりうる問題
髪の毛のダメージを防ぐために毎日のように髪を洗って、乾かして、くしでとかしたりしますよね。
でも丁寧にヘアケアしているつもりが、実はダメージの原因になっていることもあります。
では髪の毛がダメージを受けている原因を紹介していきます!
日常生活でのダメージ
○洗髪
洗うときの摩擦で髪の毛同士がこすれてダメージを受けます。洗浄成分の強いものを使ってしまうと、髪の毛に必要な成分も一緒に流してしまいます。
○ブラッシング
髪をとかすときに、くしと髪の毛や髪の毛同士が擦れてしまったり、くしに髪の毛が引っかかったときにダメージを受けてしまいます。
○ドライヤーやヘアアイロン
ドライヤーの熱風やアイロンの熱によって髪の毛の水分を飛ばしすぎてしまうことがあります。水分を飛ばしすぎると髪の毛が固くなってしまいます。
○紫外線
紫外線によって髪の毛が火傷状態になるイメージです。紫外線を長時間浴びてしまうことによって髪の毛が明るくなるなどの変色や、髪の毛の性質が変わったりしてしまいます。
サロン施術でのダメージ
○ヘアカラー
髪の毛の中にある色素を抜いて、新たな色素成分をいれるためダメージを受けやすくなります。
○縮毛矯正
専用の薬剤で髪の毛を無理やり柔らかくして、高温の熱を与えるため髪の性質も変わってしまいます。
○パーマ
パーマ剤の成分でキューティクルがはがれ、髪の毛の栄養成分が流出してしまいます。
自分の髪の状態を知ろう!
一見綺麗に見える髪の毛でも傷んでしまっていることはよくあります。
ダメージが進んでしまっている髪の毛はカラーやパーマが満足のいく仕上がりにならないことが多いです。そうならないために、簡単に髪の毛の状態をチェックできるセルフチェック方法をご紹介します♪
今すぐできるセルフチェック3つ
①濡れている状態でチェック
濡れている状態は髪の毛が一番敏感になっています。
✓手ぐしでも絡まりはあるか
髪の毛のどの部分から絡まりがあるかを調べることで、ヘアケア方法が変わってきます。
✓毛先の弾力はあるか
髪の毛を軽く折り曲げてみると分かりやすいです。
健康な髪の毛はハリ・コシがあるので、すぐに戻ってきます。
✓乾いているとことのトーンの差はあるか
乾いているところと濡れているところのトーンの差があればあるほどダメージしています。
※ダメージが強い部分は濡れたときに暗く沈みます
②根元と毛先の色の違いをチェック
根元から毛先まで一緒の明るさが理想の状態です。(デザインカラーを除いて)
しっかりヘアケアをしないと、カラーやアイロンなどのダメージが毛先に蓄積されて毛先だけ明るくなります。
差がありすぎる場合は要注意です!
③後ろ姿の写真を撮る
写真にすることで、自分がどう見られているか客観視できます。
お友達やご家族の方に写真を撮ってもらってください!
なぜトリートメントは必要なの?
そもそもトリートメントはなぜ必要なのか。した方が良いってきくけどなにがかわるの?そんなふうに感じている方も多いのではないでしょうか。まずはトリートメントの必要性をお伝えしますね!
トリートメントのメリット
①手ざわり、指通りをよくする
トリートメントをすることで髪の毛の1本1本の内部にまで髪に必要な栄養成分を浸透させます。そうする事で髪の毛の保護も行います。
②カラーやパーマの色持ちを良くする
美容室でのトリートメントは何種類かのトリートメントもつけていく施術タイプが多いです!最初に髪に栄養成分をしっかり入れてあげたうえでコーティングタイプのトリートメントを仕上げでつけていきます。そうする事で、カラーの色を髪の毛の中にとどめてあげる事ができますね。
③自分のやりたいカラーがしやすくなる
傷んでいる髪にはカラーは染まりにくいです。傷んだ髪はキューティクルだけでなく、髪の内側もダメージしています。タンパク質が流れでた髪には色も定着しにくくなります。
トリートメントの種類
まずはトリートメントの種類からご説明していきます!
インバストリートメント
インバス(洗い流す)トリートメントとは
名前の通りお風呂で使うシャンプーの後に髪に馴染ませて洗い流すタイプ。
一番馴染みのあるトリートメントだと思います!
洗い流すトリートメントはシャンプーをした後に毛先を中心につけつタイプのトリートメントになります。洗い流すトリートメントはお風呂場でするタイプのものになるので、ケアが苦手だったり、億劫になってしまう方でも、使いやすく、馴染ませやすいのも特徴です。
インバストリートメントの効果
濡れて開いたキューティクルから補修成分が浸透し内部から髪をケアしてくれたり
髪の表面のキューティクルを整えて見た目のツヤを出したり、手触りをよくしたりする効果があります!
インバストリートメントの種類
インバストリートメントの中にも種類がございます!
トリートメント・コンディショナー・リンスの3種類が主にありますが
この3つの違いが分からず使っている方も居るのではないでしょうか?
これからその3つの効果や使い方を説明していきます!
トリートメント
髪の毛の内部補修がメイン。髪の毛内部の水分補給や栄養を補給し、髪のしなやかさや潤いを取り戻します。
内部から髪の毛を綺麗にするタイプのトリートメントが多いですか、最近では髪の毛表面のキューティクルも補修してくれるものも多いのでトータルで髪の毛が綺麗になります!
アイロンやドライヤーの熱から髪の毛を守ってくれるトリートメントも開発されており、どんどん進化を続けています。
コンディショナー
髪の表面をコーティングしてくれるのがコンディショナーです。
先程のトリートメントとは違い、内部からではなく外側から髪の毛を整えてくれます。
髪の表面を保護してくれるのでパサつきや乾燥を抑えたり
摩擦などのダメージから髪の内部が傷つかないよう守ってくれる役割を担っています!
リンス
リンスは先程のコンディショナーと役割は同じで、髪の表面を整える効果があります。
用途も効果もコンディショナーと全く同じなのになぜ名前が違うの?
そう思う方のために説明させてもらうと、実はリンスは和製英語で日本独自な言葉だそうです!
トリートメントとコンディショナーは英語も日本語も同じ意味ですが
リンスは日本ではコンディショナーと同じ意味で、英語ではリンスは「すすぐ」と言う意味の言葉です。
日本ではリンスが違う意味で浸透してしまっているみたいですね。
市販とサロンのインバストリートメント
市販で売られているインバストリートメントで有名なものは【fino】ではないでしょうか?
finoはアミノ酸とミネラルが多く含まれているので、髪の毛のダメージが気になる方におすすめでまとまりがよくなったとの口コミも多いです。
他にも薬局などで売られているインバストートメントは多くありますが、トリートメントの記載ではなく、コンディショナー、リンスと記載がされているものに関しては、トリートメントの区分には入らないです。
一方、サロン専売のインバストリートメントはトリートメントの記載がされているものがほとんどです。保湿成分も高く、髪の毛の栄養成分も多く含まれているので、薬局などで売られているインバストリートメントよりもお値段が高い分、栄養はたくさん含まれています。
サロン専売のインバストリートメントはサロンに来店して購入される場合が多いと思いますので、美容師の方と髪の毛の相談をしながら、選ぶことをオススメします。
アウトバストリートメント
アウトバストリートメントとは
続いてアウトバストリートメントの説明をさせていただきます。
こちらも普段使う方は多いと思います!いわゆる洗い流さないトリートメントです。
ヘアケアの効果はもちろん、最近では匂いや見た目の可愛さにこだわっているものも多くなりました!
SNSなどにアップされている写真も多く見かけます。
アウトバストリートメントの効果
基本的にはドライヤーやヘアアイロンの熱ダメージや摩擦によるダメージ、また静電気などから髪を守ってくれます。
メーカーよって内容は色々ありますがダメージを補修してくれるものなど種類は様々です!
アウトバストリートメントの種類
アウトバストリートメントには大きく分けてオイル系・クリーム系・ミスト系の三種類があり髪質や髪の状態、用途によって選ぶ必要があります!
ここではそれぞれのタイプの特徴や適した髪質などをご紹介していきます。
オイル系
髪をコーティングして手触りや艶感が特に良くなります!
ドライヤーやアイロンの熱から守ってくれます。
バージン毛から軽ダメージ毛の方におすすめです!
クリーム系
含まれている水分量が多く髪がしっとりとまとまりやすくなります。
髪質が硬い方やパサつきのある髪、重傷毛におすすめ!
ミスト系
この三種類の中では一番軽いタイプのアウトバストリートメントになります。
髪質が細い方や根元がペタッとしやすい方におススメ!
市販とサロンのアウトバストリートメント
市販とサロンのアウトバストリートメントの違いも成分の違いはあります。ですが、アウトバストリートメントは元々サロン専売で出されていたものも今では薬局やドン・キホーテさんなどでも多く取り扱われているものがあります。よく目にするのはミルボンさんのElujudaエマルジョン。MUCOTAさんのプロミルオイルなどではないでしょうか。もちろん使用感や香りが気に入って使用されている方は多くいると思いますが、サロンではお客様の髪質やお悩みに合わせてアウトバストリートメントを美容師に選んでもらうことができます。
自分にあったトリートメントの選び方
トリートメントを選ぶときのポイントは「種類」「髪質」「髪の状態」「仕上がり」「シリコンの有無」の5つがあります。あなたの目的に合う選び方を選択して、最適なトリートメントを見つけましょう。
種類から選ぶ
トリートメントは色々な形状のものがあります。インバストリートメントはクリーム・ミルクタイプがほとんどですが、アウトバストリートメントはクリーム・ミルクタイプのほかにも、オイル・ミストタイプなどの種類がたくさんあって、どのように使い分けたらいいのか、自分にあうのはどれなのかわからない方も多いのではないでしょうか。
それでは、それぞれの特徴や使い方などを解説していきます!
【クリームタイプ】
髪に適度な水分と栄養を与えてくれてます。含まれている水分量が多く、髪がしっとりとまとまりやすくなります。
髪質が硬い方やパサつきのある髪、重傷毛におすすめ!
こんな方にオススメ
○くせ毛
○ダメージが強い
○量が多く、広がりやすい
【ミルクタイプ】
オイルタイプよりも水分を含んでいるので、髪の毛の水分量を整えるのに役立ち、キューティクルの内側に浸透して傷んだ髪の毛を内側から補修する効果があります。
こんな方にオススメ
○ダメージが強い
○仕上がりが重すぎず軽すぎないのが好み
【ジェルタイプ】
ミルクタイプやクリームタイプよりも髪の毛にさっと馴染みます。
保湿効果に優れていて、柔らかい手触りにしてくれるのが特徴です。
こんな方にオススメ
○絡みやすい
○サラサラした仕上がりが好み
○髪質が柔らかい
【オイルタイプ】
油分が多いので、髪の毛の広がりを抑えてまとまりやすい髪に仕上げてくれます。
手触りもよく、表面のツヤも出やすいです。
髪の表面をコーティングして、手触りや艶感が特に良くなります!
さらにドライヤーやアイロンの熱から守ってくれます。
バージン毛から軽ダメージ毛の方におすすめです!
こんな方にオススメ
○髪の毛が乾燥している
○髪の毛が広がりやすい
【ミスト・スプレータイプ】
霧状のトリートメントです。スプレー式になっているので、手軽にさらっとした質感に仕上げることができます。
こんな方にオススメ
○髪の毛が柔らかい
○ペタッとなりやすい
○ボリュームダウンしたくない
『迷ったらコレ!!』おすすめトリートメント
オイル系でおすすめのトリートメントは”ケラスターゼ“
パリで生まれたヘアエステティックのプロフェッショナルブランド。種類が細かく分かれているので自分に合うオイルが見つけやすく、また補修力も兼ね備えているのでかなりおすすめです!
クリーム系でおすすめは”リケラエマルジョン“
カラーやパーマのケミカルダメージ
紫外線などの環境ダメージ
年齢を重ねていくことで変化してきたエイジングダメージ
これらのダメージに共通していることは、髪の毛の成分が壊れてしまい、足りなくなってしまっていること。それは髪の毛の中にあってほしいケラチンとCMCです。
・カラーやパーマによるダメージが大きい方
・硬毛でやわらかい髪の毛にしたい方
・エイジング毛で、さらにダメージか進んでいる方
上記に当てはまるかたには特にオススメでしっかり補修してまとまりのある髪になります。特に熱ダメージに強く熱による痛みを軽減してくれます!香りはフルーティーフローラルの香り。苦手な方は少ないいい香りになっています。さらにリケラエマルジョンはインバス(洗い流す)、アウトバス(洗い流さない)としてもどちらでも使えるのも特徴です。
ミスト系のおすすめは”リケラミスト“
・毎日、コテやアイロンを使う方
・ダメージは少ないけど、やわらかい髪の方
・エイジング毛で、さらにダメージのした髪の方
上記に当てはまるかたには特にオススメです。
仕上りはミストタイプということもあり、さらさらでしなやかな髪に仕上がります。
こちらの香りはフルーティーフローラルの香りとなっております。
ミスト特有の軽い質感を出しつつ補修と熱ダメージ対策をしっかりできるトリートメントです。
髪質から選ぶ
自分にあったトリートメントを選べばトリートメントの補修効果に加え、今までの髪の毛の悩みを解決できてしまうかもしれません。さまざまな髪質ごとに最適なインバス・アウトバストリートメントをまとめました。
細い・柔らかい
細く柔らかい人はトリートメントによって、ボリュームダウンしやすくベタつきやすいので、さらっと軽めのスタイルに仕上がるものがオススメです。
インバストリートメント
・油分少なめ
・水分多め
アウトバストリートメント
・ミスト
・スプレー
太い・硬い
太くて硬い人は、広がりやすく乾燥しているように見えやすいので、しっとりしやすくツヤツヤの綺麗なスタイルに仕上がるものがオススメです。
インバストリートメント
・油分多め
・重ため
アウトバストリートメント
・オイル
量が多い・ボリュームが出やすい
量が多くボリュームが出てしまう人は、軽めのトリートメントだとすぐに広がってしまい、頭が大きく見えてしまうのでモイスチャートリートメントで膨らみを抑えると、まとまりのあるスタイルに仕上がるのでオススメです。
インバストリートメント
・水分量多め
アウトバストリートメント
・植物性オイル
量が少ない・ペタッとしてしまう
量が少なくペタッとしてしまう人は、ボリュームダウンしやすいので軽めのオイルでキューティクルを保護してあげると、指通りよく絡みにくい髪の毛に導いてくれます。
インバストリートメント
・ノンシリコン
アウトバストリートメント
・軽めのオイル
・軽めのミルク
くせ毛
くせ毛が気になる方は、空気中の水分によって髪の毛のくせやうねりが出てしまうことがあるのでオイルタイプのトリートメントでガードして、髪の毛の外側から余計な水分を吸収しないようにするのがオススメです。
インバストリートメント
・保水力を高めてくれるもの
・補修力があるもの
アウトバストリートメント
・オイル
普通・悩みはない
髪質が普通でとくに悩みがない人は、基本的に何を使っても大丈夫です。特にダメージに困っているわけではなくても、ベタついたり重くならないトリートメントでドライヤーやアイロンの熱から髪の毛を守りましょう。
インバストリートメント
・クリーム
・ミルク
アウトバストリートメント
・ミスト
・オイル
髪の状態から選ぶ
誰でも髪の毛に抱える問題を解消して、キレイな美髪を目指したいですよね?
毎日トリートメントなどでヘアケアしているのに、ダメージが解消されなかったり髪の毛がまとまらない片は、選び方に問題があるかもしれません。それぞれの髪の毛にあったトリートメントを使って、やっと最大限のヘアケアができるんです!
自分にあったトリートメントを見つけましょう!!
カラーやパーマで傷んでいる
カラーやパーマで傷んでいる状態には、ホホバオイル・アルガンオイル・シアバターなどのダメージ補修に特化した成分が入っている、植物性オイルのトリートメントがおすすめです。
オイルタイプを使っているのに良くならない人は成分表をチェックしてみてください!
広がる・まとまらない
広がってまとまらない状態には、オイルタイプのトリートメントがおすすめです。
ドライヤーやアイロン、コテの前につけてコーティングすると、髪の毛を熱から守ってくれるのでツヤツヤな仕上がりになります!
ベタついている
ベタつきが気になる状態には、ミスト・スプレータイプのトリートメントがおすすめです。
オイル系のトリートメントは逆にベタついてしまう恐れがあるので注意!
インバストリートメントは洗い流しをしっかりおこなってあげましょう。
好みの仕上がりから選ぶ
トリートメントは選び方次第で、理想の髪型に近づける手助けもしてくれる万能アイテムです!
好みの仕上がり別におすすめトリートメントを紹介していきます。
サラサラにしたい
サラサラに仕上げたい人は、”インバストリートメントはノンシリコン”のものを使用すると、軽い仕上がりになります。”アウトバストリートメントはミスト・スプレータイプ”を使ってサラサラな質感にしましょう!
ツヤツヤにしたい
ツヤツヤに仕上げたい人は、”油分が多いオイルタイプ”がおすすめです。
”アウトバストリートメントは植物性オイル”を使って、髪の毛の内側までうるおい成分が浸透してキレイな髪の毛に仕上げてくれます!
しっとり・まとまるようにしたい
しっとりまとまるように仕上げたい人は、”水分量の多いモイスチャートリートメント”がおすすめです。保湿成分が髪の毛の内側にまでしっかりとうるおいを補修してくれるので、乾燥によるパサつきや広がりを抑えてくれます!
シリコンイン・ノンシリコンから選ぶ
トリートメントには、シリコンイン・ノンシリコンの2タイプがあるけどその違いをあんまり知らない方が多いのではないでしょうか??
そもそもシリコンとはコーティング成分の一種で、トリートメントには欠かせないものです!ですが、オーガニック志向の方にはノンシリコンが注目されているそうです。
それぞれの選び方、決め手はなにかを解説します!!
シリコンイン
シリコンイントリートメントは、しっとりとまとまりのある髪の毛に仕上げたい人におすすめです。シリコンがキューティクルに付着してコーティングしてくれるので、手触り感とツヤ感がUPします!
ノンシリコン
ノンシリコントリートメントは、細く柔らかい髪の毛の人におすすめです。ダメージを補修しながらハリ・コシを出してくれます。敏感肌で頭皮が荒れやすい、ふけが出る、などトラブルが起きやすい人も一度ノンシリコンを使ってみてください!!
洗い流さないトリートメントの使い方
-タオルドライ
まずはタオルでしっかりと水分を拭き取りましょう。
濡れた状態でトリートメントを馴染ませたらトリートメント自体が水で薄まってしまったり、余分な水分が邪魔をしてしまいトリートメントの密着度が低くなります。髪の毛にトリートメントが浸透しやすいように水が滴らない状態まで水分をしっかり切りましょう。
-つけ方
タオルドライができたら、次はつけ方です。
毛先→中間→表面の順番で付けていきましょう。
髪が1番パサついてる所を思い出せば分かりますが、毛先がとくに傷みやすく根元から離れていて栄養も行き渡りにくいので、毛先から馴染ませていきましょう。揉み込むようにキューティーの流れに沿って髪の上から下に指を滑らすと良いです。まずは毛先になじませて徐々に髪の上の方に付けていくようにしましょう。
※1つ注意ポイントがあります。
アウトバストリートメントを根元に付けないようにしましょう。根元に付けることにより、頭皮の炎症やニキビを引き起こす原因になったり、頭皮や髪全体がベタついてしまうので、注意が必要です。
-クシで髪を梳かす
目の粗いコームを使って梳かすことによって、ムラなく髪全体にアウトバストリートメントの栄養成分を付けることができます。
目の細かいクシを使ってしまうとトリートメントが落ちる原因になったり、キューティーがはがれてしまうので、なるべく目の粗いクシを使ってください。
-乾かす
最後にドライヤーで乾かしていきましょう。根元→中間→毛先の順番で乾かしていきます。最初に温風でしっかりめに乾かして、最後に冷風でキューティーを整えていきます。
サロントリートメント
サロンですることができるトリートメントになります。
システムトリートメントとも呼ばれています。
サロントリートメントにも髪質改善トリートメントや酸熱トリートメント等、様々な種類のトリートメントがあります。
よく美容室でおすすめされると思いますが「本当に意味あるの?」と思われている方も沢山いると思います。
そのあたりも含めて説明していこうと思います!
サロントリートメントの効果
ダメージ補修はもちろんのこと、カラーやパーマのモチを良くする効果もあります。手触りが良くなる事はもちろん、また美容室では一人一人の髪質に合わせたトリートメントをプロの目線から選んでくれるので自分に合ったトリートメントができるのも大きなメリットです。
髪質改善トリートメント
通常のシステムトリートメントに比べてトリートメントの浸透率や、もちが格段に良いサロントリートメントです。
通常は中に補修成分を入れて最後に髪の表面をコーティングするものですが、髪質改善トリートメントは化学反応を利用して補修成分を髪の内部にくっつけて、最後は同じように表面をコーティングするものになります。
髪質改善トリートメントは内部に残りやすいので毎月続けてしていくことでより効果を望むことができます!
また髪質改善トリートメントにもたくさん種類があって、代表的なところでは酸熱トリートメントや水素トリートメントなどがあります。
酸熱トリートメント
髪質改善トリートメントの中で一番有名な種類のトリートメントと言っても過言じゃないです!
酸性の力で髪の内部のタンパク質をつなぎ合わせてくれます。
髪のおさまりが良くなったりハリコシ、艶が出ます
ただこの酸熱トリートメントにはデメリットもあります!
強すぎる酸性の薬液によって髪が過収斂をおこして、逆に髪が硬くなったりごわついたりすることがあります。
担当の美容師さんをしっかり見極めて施術してもらうことをおすすめします。
水素トリートメント
水素トリートメントはカラーやパーマの方にとくにおすすめでカラーやパーマ後に発生するダメージの元となる過酸化水素がトリートメントの水素と結合して水となって排出されます。
また頭皮などにもよく髪や肌の悪性活性酵素を分解し除去してくれます。
結局どの髪質改善トリートメントがいいの?
数々のサロントリートメントをしてきた私が一番良いと思った髪質改善トリートメントはPIMトリートメントです!
従来のヒアルロン酸の290倍の吸着力で酸熱のように強い酸や熱を使わなくても酸熱や水素トリートメントより補修力が高くモチも引けを取りません。
またPIMトリートメントは水素トリートメントや酸熱トリートメントとは違って失敗したりデメリットもないのでおすすめです!
PiMトリートメントご利用のお客様の声
大阪府:会社員(40代・女性)
いつもいい感じに仕上げていただいてます。
今回は超音波トリートメントで、バサついていた
パーマの名残りがしっかりと落ち着きました。
ありがとうございました!
愛媛県:学生(20代・女性)
ピムトリートメント、とてもよかったです。しっとりツヤやかにまとまりが出て、シャンプーとの併用で柔らかさが続いてびっくりしています!
当日のメニュー変更にもかかわらず、気持ちよく接していただき感謝です!
トリートメントのオススメの周期
美容室でのトリートメントのオススメの頻度は1〜1ヶ月半に1回のペースです。
髪の毛のダメージ補修には最適なトリートメントですが、その効果はずっと続くものではありません。日常生活の中でも髪には摩擦や熱意ダメージがかかっています。その為、カラーやパーマをした時に一緒にしてあげるのがベストです。
トリートメントを長持ちさせるコツ
トリートメントを長持ちされるコツは、シャンプー選びが一番重要です。
シャンプーは毎日使うもので、自宅ヘアケアの中で1番大切といっても過言ではありません。特に市販のシャンプーは洗浄力が強く、髪の油分を取りすぎてしまったり、サロントリートメントを洗い流しすぎてしまいます。これではせっかく美容室でしたトリートメントも効果を感じられなくなってしまいます。
出来るだけ洗浄力が優しく自分に合ったシャンプーをお使いする事がオススメです!
完全に乾かす
髪は濡れている状態はダメージを1番受けやすいのです。自然乾燥で完全に乾ききっていないまま寝ると、枕との摩擦で髪は損傷します。その為お風呂からでてなるべく速く乾かす事をオススメします。
また髪を濡れたままにしていると匂いの原因にもなります。生乾きの髪には雑菌が繁殖しやすくなります。綺麗に髪を洗っていたとしても、乾かさなければ大変な事になりまかねません!しっかり乾かしてあげましょう。
洗い流さないトリートメントをつける
あまり知られていませんが、乾かす前に洗い流さないトリートメントをつける事も重要です
洗い流さないトリートメントは髪の表面をコーティングしてくれます。その為外部からの髪のダメージを守る効果が期待できます。アイロンやドライヤーの熱ダメージによる乾燥を防いでくれたり、髪の毛をまとまりやくします。
オススメのシャンプー
色んなシャンプーを使って、私がたどり着いたシャンプーはpimシャンプーです。
PIMシャンプーは高濃度の弱酸性アミノ酸とコラーゲンのみで作られた栄養成分100%のシャンプーです。どんな髪の毛の人にも合わせて使えるように開発されたシャンプーです!なんと開発期間は8年!!
普通のシャンプーと比べて洗浄力はかなり優しく、髪の硬い方や太い方の髪質も柔らかく仕上がる効果もあります。
洗浄力も弱い為もちろんトリートメント効果も断然に持続します。
終わりに
沢山の種類のトリートメントを紹介しましたがどの種類のトリートメントにおいても髪質や髪の状態にあうものを選ぶ必要があります!沢山ある中から自分に合ったトリートメントを見つけるのは難しいと思います
なので行きつけの美容室や信頼できる美容師さんに相談して選んでもらうのが近道かもしれませんね!
店舗情報、ご予約はこちらから↓
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