「ブリーチしてても縮毛矯正できますか???」

この質問本当にたっっっっっっっっくさん質問を受けたことがあります!!
髪も明るくしたいし、でも雨の日や汗かくとうねうねしてくる髪の毛、、、
縮毛矯正をかけて朝のセットの時間を楽にしたい、、でもどっちも強そうなメニューやし一緒にできるんかなぁ、、、

正直結論からいくと、ハイリスクなのでおすすめしてないんです、、、(T_T)

なぜハイリスクなのか??できる場合はあるのか??おすすめのケア方法!!!
を解説していきますっっっっ!!!!!!

まずなぜハイリスクなのか????そもそもブリーチや縮毛矯正とはどんな成分でつくられてどんな影響を与えるのかを少し専門的にお話していきますっ!!

「ブリーチ」
ブリーチとは髪の毛の中にある「メラニン色素」を分解して脱色することができるお薬になります
メラニン色素とは髪の毛にもともとある天然の色素のことを言います!このメラニン色素の量や種類はひとりひとり違っていてこれによってその人本来の地毛の明るさが決まります!つまりメラニン色素がたくさん詰まっていること=髪の毛の暗さという感じです!

ブリーチを髪の毛に塗っているときには中でこんなことが行われています↓↓↓
①ブリーチの薬剤に含まれているアルカリ剤で髪の毛のキューティクルをひらきます
②内部のメラニンの分解と脱色をして明るくしていきます
③そして時間放置をすることで徐々に明るくなっていきます
仕組みはこんな感じなのですがブリーチ施術でダメージがでるポイントがあります!
まず①のアルカリ剤でキューティクルを開くとき、このときに髪の「バリア機能」が弱って、髪の毛の中の水分やタンパク質が抜けやすくなります、、、、(T_T)この水分やタンパク質が髪の毛を構成するうえでとても大事なんです
そして次に②のメラニンの分解などをしているとき先程も言った通りタンパク質が抜けていくのと同時にその骨組のまで弱めてしまうのでダメージが大きくなります
可愛い髪色にするためにはブリーチはしたいところですが、どれだけケアをがんばれるかも鍵になってきます

「縮毛矯正」
そしてつぎは縮毛矯正です
髪の毛の中にある「シスチン結合」を薬(アルカリ剤含む)で切断して熱で形を変えて再び薬で再結合する施術です!
皆さん本来のクセの形やまっすぐな形などがシスチン結合のなかにあるんです!それが髪の毛のクセや形状を作っていることになります

①縮毛矯正の1液を塗ると上でもあるように結合を一度切る役割をします
②薬を流してこのあとは熱処理でブローやアイロンをしていきます
③縮毛矯正の2液を塗るとまっすぐアイロンで型をつけたのを定着させることができます!
縮毛矯正の仕組みはこんな感じです!!!
縮毛矯正は特に①のところが元々の構造を変えていくのでかなーーーーーーーり負担がかかってます、、、(T_T)

さてこのどちらにも含まれている「アルカリ剤」これが髪の毛に大きな影響を与えているんです
◎メリット
髪の毛のキューティクルを開いて薬の通りを良くしてくれる
髪の毛のクセの構造を変える土台作りをしてくれる
◎デメリット
キューティクルが開きすぎて中の栄養、水分が流出しやすくなる
色落ちが少し早くなる
良い点もあれば悪い点もあるんですよね、、、

どちらにも含まれているからこそ重なると髪の毛がダメージしていくことになるのでハイリスクなんです、、、(T_T)

では皆さん気になるところの果たしてできる場合はあるのか!?
縮毛矯正とはまた別の「酸性ストレート」なら当てれる場合もあります!
これは薬のアルカリが少なく作られているので当てれる可能性があるということです!!!
ただ髪の毛の状態にもよるのであてる際は担当の美容師さんとしっかり相談の元でおこなってください!!

そして最後におすすめのケア方法!!!


まずはしっかり乾かすことです!
濡れている状態のときが髪の毛は一番ダメージを受けやすいんです、、、
なのでお風呂から上がったらすぐに乾かす!
これだけでも全然変わってくるのでぜひやってみてください☆ミ
あとプラスでできることはシャンプーの洗浄力が弱く優しいものをつかってください!
優しいものを使うことで髪の毛にとって必要な栄養分を逃さないというケアができます!!
ケアをして髪の毛の体力を保つことで酸性のストレートは当てれるようになるのでぜひぜひケアがんばって行きましょう☆ミ