こんにちは!
今回は皆さん1度は疑問におもったことがあるであろう縮毛矯正とパーマについて解説していこうとおもいます!!!!
実は日本人の7割は癖毛なんです!とてもうねりが強い方、絶妙に少し扱いづらいけどアイロンしたら収まるくらいの癖の方、全体じゃなく部分的に癖がある方もいるかと思います!
梅雨時期、夏場、湿気がある時期にかかわらず少し癖があるだけで何かと扱いづらい、縮毛矯正かけたけど根本伸びてきてどうして良いかわからない!なんてお声をよく頂きます!
そんな中で聞かれるのが
「縮毛矯正をずっとかけてて髪型に飽きてきた、、、」
「癖毛を活かすパーマとかも興味あるけど縮毛矯正の履歴あるけどできる??」
などなど色々なご相談を受けます!!
じゃあ
実際どうなの????って皆さん気になりますよね^_^

ということで!!!!!
今回は縮毛矯正とパーマの仕組みって一体どんなものなの????とかじゃあ実際やってみたらどうなる???などなどの疑問について解説していきます(^O^)/

◉縮毛矯正とパーマってどんなもの???どんな仕組みなの???
まず気になるのはこの部分ですよね!普段施術しているところは見たことあるけど専門的に詳しくどんな仕組みでどんな原理でしているのかを聞いたり、説明を受けたことがある方って意外と少ないのではないかなと思います!!
縮毛矯正とパーマでそれぞれ仕組みを解説していきます

〈縮毛矯正の場合〉
①まずシャンプーします
1度濡らして髪の毛をきれいにしてからお薬を塗布していくため、濡れている状態が一番癖の強さを確認しやすいからなどなど理由はいくつかあります!(サロンによって使っている薬剤が違うのでシャンプーをしない場合ももちろんあります!)
②1液のお薬を塗布します
このときに髪の毛の状態や癖の強さでお薬を決めています!優しめでも癖が伸びるくらいなのか、しっかり強めのお薬を使うべきなのかを判断してます!
③放置後お薬をしっかり流します
流す前に軟化チェックをします!お薬がきちんと反応して髪の毛の中で作用しているかのチェックをします
軟化していないと、この後いくらアイロンで真っ直ぐにしてもそれが定着されないのでこのチェックがかなり大事になります!!!!!!!
このときに薬の作用で髪の毛の中のシスチン結合を切り離します
はい!ここ!!「シスチン結合???」それは一体何だーーーーって話ですよね!急に専門用語だすなーーーってね、、、(-_-)
シスチン結合というのはもともと持っている髪の毛自体の強さだったり、形を作っている部分になります!
なので縮毛矯正は2個お薬をつけるのですが初めのお薬ので癖の形状、直毛の形状などなど切り離してその後のお薬で切り離したものをまたつないでいきます!
はいっ戻ります
④ブローとアイロンの熱処理
はい!皆さん縮毛矯正といえばこの作業のイメージが強いのではないでしょうか??この作業で髪の毛の癖をしっかりしっかり伸ばしていきます!ここで伸び切っていないとお薬をつけてもまた癖毛に戻っちゃうところなので重要ポイントです!!
⑤最後に2液のお薬をつけます!
このお薬でアイロンで真っ直ぐにした髪
を定着させます!さっきの言ってたシスチン結合の再結合します!
ここでしっかり塗布できてないとダメージの原因になるのでここも大事になります
⑥お薬を流し終えたらおしまいです!!!

〈パーマの場合〉
①まずシャンプーしてきれいにリセットします
パーマを当てるときオイルや頭皮の油分が残っている状態だとカール感にばらつきが出てしまう場合があるのでしっかりシャンプーをします!
②1液のお薬を塗布します
お薬の作用は縮毛矯正と同じで髪の毛を軟化させてシスチン結合を切ります!しっかりカールをくるくるにしたい方、髪質が固めな方などは軟化に時間がかかる場合があるので先につけることで時差を埋めているイメージです
③カールロッドで髪を巻いていきます
はい!パーマといえばこれですよね(^O^)/やりたいカールに合わせたカールロッドを選んでくるくると巻き付けていきます!サロンによって使っている薬剤が違っていると髪質やカール感によっては②と③が前後する場合もあります
④2液のお薬をつけてカールを定着させます
ここでカールがしっかりかかっているかチェックしてお薬で固めていきます!
⑤お薬を流します
そして放置後お薬を流しておしまいです!

一見違うように見える施術ですが実はストレートにするかくるくるに巻くかが違って仕組みはほぼ同じなんです!!!本当に驚きですよね〜(゚∀゚)

じゃあ縮毛矯正の履歴がある髪の毛にパーマはどうなのか?
結論からお伝えすると、、、、超超超ハイリスクです、、、(T_T)正直オススメはできません、、、
縮毛矯正をすると先ほど言ってた「シスチン結合を1度切ってもう一度つなぎ合わせる」状態にするという感じなので髪の毛の性格まるっと変えるレベルなんです!!!!!!

縮毛矯正の履歴が一回でもあると
1、髪の毛本来の柔らかさがなくなりやすい
2、水分を保つ力が弱くなってパサツキやすい
なんてことになりやすいのでお家でのケアがとてもとっても大事になります!!
例えば髪の毛の内側から補修してくれるトリートメントだったり、アイロンの温度は必ず140度でする!とかお風呂上がり濡れたまま放置じゃなくすぐ保湿してすぐかわかす!!などなど今すぐにでも実践できる方法もあるのでぜひ試してみてください!!

そしてこの縮毛矯正のある状態からパーマをかけると負担がかかることになり、かなりダメージ毛になってしまいます、、、
髪の毛次第ではチリチリになったりちぎれたりしていきます、、、ここまで来ると悲しいですよね(T_T)
あとはもうそもそもパーマ自体がかからなかったり、またはカールにムラがでる場合もあるんです、、、
こうなってしまったらもう手に負えないです、、、ただ髪の毛を傷ませただけになってしまうんですよね

ですが条件しだいではできる場合もあるので紹介していきますね\(^o^)/
◉縮毛矯正の履歴がかなり古い
→まず履歴が古いとその分長さをカットしていたり普段のヘアケアなどででダメージが落ち着いている場合もあります!
※最後にしたのがどのくらい前なのか、また長さにもよりますが新生毛がかなり伸びていて健康な場合はもちろんダメージも少なくなります!また毛先の履歴が残っている場合薬をつけない、もしくは弱めという選択肢をとることもできちゃいます!
◉デジタルパーマ
→縮毛矯正されている髪の毛はお薬でまっすぐに形をつくっているのでコールドパーマ(お薬でカールをつけるパーマのことです)ではお薬の性質上カールがつきにくいです
ですがデジタルパーマではお薬と熱の力を使って髪を形状記憶させるのでカールが出せるようになるんです!!
ただし髪の体力がある、前処理や中間処理を行うことが必須条件です!
ただしこちらは髪の毛の体力が残っている場合になるのでもしどうしてもしたい場合は美容師さんとしっかりしっかりしっかり念には念を入れて相談をした上で決めるようにしてくださいね!

そしてちなみになのですがボアップには「ストカール」というメニューもあります!
こちらのメニューは縮毛矯正のお薬を使って根本はまっすぐに毛先はカールスタイルにするというものになっております
縮毛矯正をしてきたけどめっちゃまっすぐでピンっとした感じが苦手、ふわっと柔らかい印象にしたい方はこちらのメニューがおすすめです!
ただこれも髪の毛の体力の次第でできるかどうか決まるので美容師さんと必ず相談してくださいね!!

という感じで解説してきましたが、縮毛矯正×パーマの組み合わせがとてもハイリスクのメニューだということ、そしてお家でのヘアケアも大事だということが少しでも伝わっていると嬉しいです!!!!やりたい場合は美容師さんと念には念を入れて相談して計画的にいくも良し!ダメージをなるべく補修しながらいくのも二人三脚でしていくことをおすすめします!!!