パーマの予約を取ろうと思った時、たくさんの種類があってどのメニューを予約したらいいのか分からず困った経験がある方も多いのではないでしょうか?

そこでここではパーマの種類、パーマのメリット・デメリットなど皆様が抱える疑問を徹底解説します。

是非パーマをあてる際の参考にしてみて下さい。

パーマとは

パーマとはパーマネントウェーブの略称で、髪の毛に薬剤の力を使って化学反応を起こし髪の毛にウェーブを作り出すメニューのことで、コテで巻いたような状態が入浴後も一定期間保たれるイメージです。

髪の毛内部は水素結合、イオン結合、シスチン結合、ペプチド結合の4つの結合で髪の毛の形状が決まります。

上記の髪の毛の結合の性質を利用して髪の毛の形状を化学的に変化させてパーマをあてます。

一般的なパーマの方法は「2浴式」と呼ばれ、1剤と2剤の2種類の薬液を使用します。

1剤を使って髪の毛の内部の結合を一旦切断し、髪の毛の形状を変えた後に2剤を使って再結合させてウェーブの形を形成させます。

1剤にはアルカリ剤と還元剤が含まれており、アルカリ剤はイオン結合を切断しキューティクルを開いて還元剤の浸透を助けます。

髪の内部に浸透した還元剤はシスチン結合を切断します。

2剤には酸化剤が含まれており、酸化剤はシスチン結合を再結合させます。

ロッドを巻いた状態でシスチンが再結合されるとウェーブが、真っ直ぐな状態で再結合するとストレートになります。

パーマの工程を通じてpHが弱酸性に戻るとイオン結合が戻り、ドライヤーで乾かすことで水素結合が戻りパーマスタイルが完成します。

また、ホットパーマの場合は薬剤反応に加えて加熱処理を行うことによってスタイルを形状記憶させます。

60℃以上の加熱により髪の毛のタンパク質の形が変化する「熱変性」という性質を利用しています。

縮毛矯正も同じ仕組みを利用したパーマで持ちが良い反面、熱変性により髪の毛への負担が大きくなります。

パーマの種類

コールドパーマ

1番ベーシックなパーマで、水パーマとも言われます。

特徴としては濡れるとカールが強く出て乾くとカールがゆるくなります。

熱の力を利用せずに薬剤の力のみでパーマをかけるのでダメージは少ないのですが、さほど強い薬剤ではないため縮毛矯正やストレートパーマをしている髪の毛にはかけられません。

施術時間 → 2時間前後

○ 持ち → 1〜3ヶ月前後

○ メリット → ダメージが少ない/料金が安い/施術時間が短い

○ デメリット → 持ちが短い/スタイリングが必要/髪の毛が乾燥しやすい

クリープパーマ

コールドパーマが進化したもので、1液と2液の間に少しの熱の力を利用することによりカールの持ちがよくなったり、パーマがかかりにくい人にもきれいにかかりやすくなります。

○ 施術時間 → 2時間〜2時間半前後

○ 持ち → 1ヶ月半〜4ヶ月前後

○ メリット → コールドパーマよりダメージが少ない/コールドパーマより持ちが長い

○ デメリット → コールドパーマより料金が高い/コールドパーマより施術時間が長い

デジタルパーマ

薬剤をつけてロッドを巻いた髪の毛に熱を加えてカールをつけるパーマのことで、熱を加えるので他のどのパーマより持ちが良く形状記憶パーマとも呼ばれています。

髪の毛が乾いた状態の時にカールが出やすく、逆に濡れている状態ではカールがゆるくなる性質があります。

スタイリングや手入れが楽なパーマですが、1番ダメージが大きく料金も高めに設定されています。

ダメージ具合にもよりますが、縮毛矯正やストレートパーマをしている髪の毛でもデジタルパーマならパーマをかけることができる場合があります。

○ 施術時間 → 2時間半〜3時間前後

○ 持ち → 6ヶ月前後

○ メリット → 持ちが長い/スタイリングが簡単

○ メリット → ダメージが大きい/料金が高い/施術時間が長い/根本にかけれない

エアウェーブ

エアウェーブ専用の薬剤とマシンで熱を与えながらパーマをかけるメニューです。

ふわっとボリュームのある仕上がりになるので髪の毛が細めの方や猫っ毛の方におすすめのパーマです。

○ 施術時間 → 2時間半〜3時間前後

○ 持ち → 4〜5ヶ月前後

○ メリット → ダメージが少ない/低温パーマなので根本にもかけれる

○ デメリット → 時間がかかる/料金が高い/施術中に大きな音がする

コスメパーマ

他のパーマと違い化粧品として登録されている薬剤でかけるパーマのことで、他のパーマ液に比べて薬剤による効果がマイルドなので髪へのダメージが少なくかかりもゆるめです。

○ 施術時間 → 2時間前後

○ 持ち → 1ヵ月~1ヵ月半前後

○ メリット → ダメージが少ない/パーマ液の刺激臭がない/カラーと同時施術できる

○ デメリット → かかりが弱い/持ちが悪い

巻き方によるデザインの違い

平巻き

画像引用元 https://www.biteki.com/hair/style/328309

平巻きとは床に対して平行にロッドを巻くことで、毛先に強くパーマがかかりボリュームが出やすいのが特徴です。

内巻きが重なりふんわりとしたナチュラルなスタイルに仕上がります。

縦巻き

画像引用元 https://beauty.biglobe.ne.jp/salon/hair_style/ladys/list-length-%E3%83%9F%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%83%A0-%E6%B3%A2%E5%B7%BB%E3%81%8D-p1

 

縦巻きとは床に対して垂直にロッドを巻くことで、平巻きに比べてくっきりとした立体感のあるロール状のウェーブが出るのが特徴です。

ボリュームを出し過ぎずしっかりとリッジを出すことができます。

毛先巻き

画像引用元 https://hair.cm/news/37849/

毛先巻きとは毛先からロッドを巻き込む巻き方で、巻き始めた毛先から強くウェーブが出ます。

毛先に強いカールがほしい、根本にボリュームを出したくないというスタイルに向いています。

中間巻き

画像引用元 https://casa-takatugu.com/archives/5583

中間巻きとは中間からロッドを巻き込む巻き方で、巻き始めた中間から強くウェーブが出ます。

根本からはいらないけど中間付近からボリュームが欲しいスタイルに向いています。

根本巻き

画像引用元 https://anti-world.jp/perm_snap.html

根本巻きとは根本からロッドを巻き込む巻き方で、巻き始めた根本から強くウェーブが出ます。

根本からボリュームが欲しい、全体的にボリュームを出したいというスタイルに向いています。

フォワード巻き

画像引用元 https://www.rasysa.com/special/201611001/style06.html

フォワード巻きとは内側に向かってカールを作る巻き方で、可愛い、上品、フェミニンな印象を与えます。

リバース巻き

画像引用元 https://www.air.st/lovest-futakotamagawa/perm/entry33799.html

リバース巻きとは外側に向かってカールを作る巻き方で、エレガント、ゴージャス、大人っぽい印象を与えます。

ツイストパーマ

画像引用元 https://beauty.rakuten.co.jp/hs1220003/

ツイストパーマとはピンパーマの技法を使用したパーマで、毛束をらせん状にねじりピンで止めるパーマのことです。

毛束の毛量、ねじる回数によってツイストの強さは変化します。

攻撃的なパーマスタイルで男らしさを引き立てることができます。

スパイラルパーマ

画像引用元 https://beauty.biglobe.ne.jp/salon/hair_style/detail-L116918799

スパイラルパーマとはロッドに毛束をらせん状に巻きつけた状態でかけるパーマです。

メンズにはもちろんボリューム感のある華やかな印象になりたい女性にもおすすめのスタイルです。

ツイストスパイラルパーマ

画像引用元 https://beauty.yahoo.co.jp/hairstyle/mens/length-all/word%E3%83%84%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%88%E3%82%B9%E3%83%91%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%83%AB

ツイストスパイラルパーマとはツイストパーマとスパイラルパーマの技法をかけ合わせたもので、捻りを加えたスパイラルパーマです。

捻りを加えることにより普通のスパイラルパーマより細かい動きや跳ねるような動きを作ることができ無造作感がでます。

パーマのメリット・デメリット

メリット

○ 髪の毛にボリュームが出る

○ コテで巻く時間を短縮できる

○ 毎日ヘアアイロンでセットするよりダメージが少ない

○ 結んだ時もおしゃれに見える

○ イメージチェンジ

髪の毛にボリュームを出したい方やトップをフワっとさせたい方はパーマをかけることでボリュームを出すことができます。

また、毎日コテで髪の毛を巻く方は時間短縮だけでなく、パーマをあててコテを使わない方が髪の毛へのダメージも少ないです。

デメリット

○ 髪の毛にダメージが加わる

○ 髪の毛が乾燥する

○ 失敗すると元通りにならない

パーマは、失敗して一度髪の毛がチリついてしまったら縮毛矯正やストレートパーマやトリートメントをしてもきれいな真っ直ぐの髪の毛に戻ることはありません。

過去の縮毛矯正やストレートパーマ、ブリーチの履歴を美容師さんに伝えてパーマを当てられるかどうか判断してもらいましょう。

パーマに向いている人・向いていない人

向いている人

○ 程よい毛量

○ 髪の毛のダメージが少ない

○ 髪の毛にハリコシがある健康毛

向いていない人

○ 毛量が多い

○ 細毛、エイジング毛

○ 髪の毛が傷んでいる

○ 過去にブリーチ、縮毛矯正をしている

パーマのスタイリング方法

コールドパーマ

コールドパーマは濡れた状態がカールが強く出て乾くとカールがゆるくなるため、スタイリングする際は水でカールが出るまでしっかり濡らしましょう。

カールが出た状態でムースやジェルなどウェットな質感のスタイリング剤をカールを伸ばさず揉み込むようにつけます。

そのまま自然乾燥か、自然乾燥が嫌な場合はドライヤーの弱風でカールを引っ張らないように揉むように乾かして完成です。

コールドパーマは水分量の多いムースやジェル、オイルがおすすめです。

スタイルをキープさせたい場合は仕上げにスプレーを使用しましょう。

デジタルパーマ

デジタルパーマは熱を加えている分ダメージも大きいので洗い流さないトリートメントをつけて乾かすことでパサつきをおさえダメージを補修してくれます。

まず根本をしっかり乾かし、毛先は指に髪の毛をくるくる巻き付けながらカールを作っていきます。

デジタルパーマは乾いた状態が1番カールが出やすいので使うスタイリング剤は水分量が少ないワックスなどがおすすめです。

エアウェーブ

エアウェーブは濡れている時と乾いている時の差が少なく仕上がりのイメージがしやすいです。

根本、中間、毛先の順に優しく乾かし、仕上げに毛先をカールに沿って指に髪の毛をくるくる巻き付けながらカールを作ります。

朝のスタイリングの際も毛先を軽く濡らすとパーマが出やすくなります。

スタイリング剤はエアウェーブの魅力であるふんわりした質感を失わないためにも軽めのムースなどがおすすめです。

パーマとカラーは同時施術できるの?

パーマとカラーを同じ日にすると髪の毛が痛んだり、きちんとパーマがかかるのか、きちんとカラーが染まるのかなど心配な点ありますよね。

実はカラーとパーマの同時施術ができない理由には「薬事法」という法律によってパーマとカラーの同時施術が禁止されています。

パーマ剤やカラー剤はほとんどが医薬部外品であり、これらの医薬部外品を組み合わせて使うことは禁止されています。

その理由は、髪の毛や体への影響を考慮しての決まりです。

パーマやカラーで使用する医薬部外品は髪の毛へのダメージになりやすく、同時施術することでどちらかの効果を邪魔してしまう恐れもあるため間隔をあけて施術することをおすすめします。

とは言っても美容室に行く日をあまり取れない多忙な方もいますよね。

実際のところ、確実に髪の毛への負担は大きくなりますがパーマとかカラーの同時施術は一緒にできる場合とできない場合があります。

同時施術可能な場合

○ コスメパーマの場合

コスメパーマは他の種類のパーマの薬剤が医薬部外品なのに対して化粧品として登録されているものを使うので同時施術が可能です。

○ リタッチのみのカラーの場合

髪の毛の根本のプリンの部分だけを染めるリタッチカラーのみの場合、カラーによるダメージが根本部分だけなので同時施術が可能です。

同時施術不可能な場合

○ 髪の毛が傷んでいる場合

髪の毛が傷んでいる場合は同時施術するともっと髪の毛が傷んでしまいカラーやパーマの持ちが悪くなったり、どちらかの効果を邪魔してしまうのでおすすめできません。

別日に施術する場合の適切な間隔

別日にカラーとパーマを分けて施術する場合の理想の間隔は1週間です。

施術して1週間経つと薬剤が髪の毛に馴染んで安心して次の施術を行うことができます。

パーマとカラーの施術順番

パーマもカラーも施術したい場合、パーマを先に行いましょう。

先に施術した薬剤は、後の施術の薬剤によって少なからず落ちてしまいます。

パーマとカラーならカラーの色落ちが目立つためカラーを後に施術することをおすすめします。

まとめ

パーマについての疑問は解決しましたか?

パーマはパーマのデザインや酒類によって無限にスタイルがあります。

美容師さんになりたいイメージや髪の状態をしっかりカウンセリングしてもらって理想のパーマスタイルに変身しましょう。