みなさんこんにちは!
いつものカラーに飽きてはいませんか?
「もう少し明るくしたい」「でもブリーチはダメージがきになる」
そんな方のためにオススメなのがブリーチなしダブルカラー。気になってはいるけどよく分からない、、、という方も多いのではないのでしょうか?
今回はそんな透明感がほしい方に大人気のブリーチなしダブルカラーについての記事となっております!悩んでいてお困りの方に参考になれば嬉しいです♪
ブリーチなしダブルカラーって何?
ブリーチを使わずに、1回目に通常カラー剤で1番明るいベースを作り、なるべく髪のメラニン色素を抜いた状態にしたあとに、2回目で希望の色を入れます。工程はブリーチを使うダブルカラーと似ていますが、ブリーチを使うダブルカラーとは違い、時間や髪へのダメージが少ないです。出来上がりのトーンはブリーチありと比べると暗めですが、しっかり発色するのが特徴です。
そもそもダブルカラーとは?
ダブルカラーは2回に分けてカラーをすることです。
ブリーチ剤を使って髪のメラニン色素を抜いてから、もう一度カラーを入れるのが基本的な手法です。
髪のベースが暗ければ色を入れるのは難しいです。イメージ的には真っ黒な画用紙に色を入れても分かりにくいですよね?それと同じで髪も明るくないと色が入りません。普通のカラー剤は脱色しながら色を入れていくので、1回で染めるには髪の明るさや発色に限界があります。カラー剤は明るさが高いほど色味が薄く、明るさが低いほど色味が濃くなります。なので、発色や明るさを出すのにはダブルカラーが必須になります。
しっかり色味を出したい方や、透明感のあるカラーにしたい方はぜひ試してくださいね!
ブリーチありダブルカラー
【手順】
ブリーチ→洗い流す→カラーをする→洗い流す→完成
◯ブリーチをして、洗い流す
②カラーをする
まずブリーチとは髪のメラニン色素を「抜く」ことを言います。髪の色素を抜き、明るくしてから色を入れていきます。ブリーチは強い脱色効果を持ち、髪表面のキューティクルをはがす事で髪を脱色させています。髪のキューティクルをはがすと、髪が傷みやすくなってしまいます。それにより、枝毛、切れ毛、パサつき、ダメージの原因になります。なのでブリーチは髪にとって刺激の強いものになります!ブリーチ毛は普段何気なくしている日々のアイロン、シャンプーなどでダメージを負い、髪が切れてしまったり、広がりや、パサつきが出やすくなります。なので、アイロンの温度や洗浄力が優しいシャンプーに変えるなど日々のケアが必須になります。
ブリーチをすると色々とリスクは増えますが、ブリーチを使ったカラーは透明感があふれるデザインカラーにもなり、カラーを選ぶ幅も増え、イメチェンしたい方におすすめです!
ブリーチなしダブルカラー
【手順】
ライトナー→洗い流す→カラーをする→洗い流す→完成
Before
①ライトナー
②カラーをする
ブリーチとどう違うの?
ダブルカラーは一般的にはブリーチとカラーの2回のことをいいますが、ブリーチを使わずにダブルカラーも出来ます!ブリーチありとなしのメリット・デメリットをまとめてみました。
【ブリーチなしダブルカラーのメリット・デメリット】
メリット
・髪へのダメージが少ない
・色落ちが派手では無い
・色落ちしにくい
デメリット
・ブリーチありのダブルカラーと比べると透明感がでない
・カラーやトーンが限られている
【ブリーチありダブルカラーのメリット・デメリット】
メリット
・色が鮮やか
・カラーの選択肢が増える
デメリット
・髪が傷む
・お金、時間がかかる
・縮毛矯正やパーマが出来ない場合がある
・色落ちが派手
・色落ちが早い
薬剤の違い
ブリーチを使わないダブルカラーはブリーチの代わりに「ライトナー」というカラー剤を使用します。カラー剤なのですが、色味は入っておらず明るくするだけのカラー剤です。「ブリーチ」と「ライトナー」の違いを解説します。
【ブリーチ剤】
髪のメラニン色素と今までカラーをして残留している酸化染料を分解して明るくします。髪を膨潤・軟化(キューティクルを開く)させ髪の内部に過酸化水素が浸透することで、メラニンとの科学反応をおこします。髪の毛の中で活性酸素が発生し、メラニンに付加することで脱色します。
普段カラーをしている方は髪の中に元々持っているメラニン色素と過去のカラーの染料が残っています。それを強い力で両方脱色し一気に明るくするのがブリーチ剤の特徴です。
メラニン色素と染料が脱色されるたび、髪の状態はどんどん明るくなり、金髪に近い状態になってきます。
【ライトナー剤】
ライトナーはブリーチとは違い、普通のカラー剤と仕組みは同じです。
普通のカラー剤は髪のメラニンを優しく脱色しつつ、染料を入れることにより染まります。
ライトナーはそれの染料が全く入っていません。
ブリーチに比べ明るくする力も弱く、その分ダメージも少なくなります。
ライトナーも同じく染料も脱色してくれますが、完全に脱色できることは少ないです。
ブリーチなしカラーの限界は?
ここまでブリーチなしのカラーについてお話してきましたが、実際ブリーチなしってどこまで明るくなるのか?ここについてお話していきます!
ブリーチなしのダブルカラーではライトナーというものを使って明るくしていきます。
ライトナーとは色味は入っておらず、明るくするためだけのカラー剤のことです。
この【ライトナー】で明るくできる限界は14レベルまでになっています。
明るさは髪質も大きく関係してきます。
・髪の毛が太い
・髪の毛が硬い
・過去に黒染めをしていた
などの方は14レベルまで明るくなりにくい可能性はあります。
過去に黒染めをしたことがある方に関しては、ブリーチをした後の黒染めではない限り、明るくすることは難しいことが多いです。
カラー剤で作れる明るさは1〜13、14レベル
1回ブリーチをすると、15〜16レベル
2回ブリーチをすると、17〜18レベル
この明るさまで明るくすることができます。ですので、ブリーチを使用しないとできないような、シルバーやハイトーン、ペールトーンといったようなカラーはブリーチなしでは作ることができないのです。
ちなみに、1度カラー剤で髪を染めると、元の髪色から2レベルくらい明るくなるので、時間をかけてブリーチを使わずに、徐々に明るくしていく方法もあります。実際お客様の中でも、ブリーチは使わずに明るくしていきたい!とのご要望のお客様には、ライトナーを用いて、回数を重ねて髪色を育てていく方法をしていきます。
回数を重ねることによって、髪色を定着させていきます。ということは元の髪色からでも回数を重ねれば、すごく明るいカラーでもできるの!?と思った方も多いかもしれませんが、これは違います。
いくらライトナーとはいえど、明るくできる明るさには限界があります。毛先の方はダメージにより、ブリーチをしてなくても色落ちで金に近いところまで、明るくなる方はいますが、全体が金に近付くことは、まずないでしょう。
ですので、全体をしっかり明るくしたい方にはブリーチがオススメです。
そこまで明るくなりすぎたくないという方にはブリーチなしのダブルカラーがおすすめです。
ブリーチを使わずにできるダブルカラー
明るさを出した後にできる綺麗なカラーをご紹介していこうと思います!
◯ピンク・赤系カラー
14レベルまで抜けた髪色であれば、ピンクや赤系の濃いめのカラーはとても色味が入りやすいです。
赤系は綺麗に入りやすいですが、真っ赤といったような色味ではなく、レッドオレンジのような色に仕上がります。ワインレッドやローズのような赤みが強いものはオレンジ味を消す必要があるので、ブリーチが必要になる場合がございます。
ピンクブラウン
可愛い印象のピンクブラウン。ブリーチなしダブルカラーの中でもかなり人気のカラーです。
ガーリーな雰囲気で女子ウケすること間違いなし!
カラーもかなり入りやすいのでオススメの色味です。
ピンクベージュ
ベージュが強めでややピンクっぽさを感じるカラー。
優しく女性らしい雰囲気で、服やメイクを選びません!
色味がガッツリ入って派手になりすぎるのが不安な方にオススメです。
◯オレンジ系カラー
オレンジカラーはライトナーで明るくしたオレンジベースには色味近いので、色持ちがとてもいいです。しっかりめのオレンジをいれてあげると、なお色持ちがいいです。
オレンジブラウン
オレンジがしっかり分かるオレンジブラウン。
明るく活発的な印象で、一気に雰囲気も明るくなるのが特徴!
ボーイッシュ系の服装や古着ともマッチしやすいので、カジュアルな雰囲気が好きな方にオススメです。
オレンジベージュ
オレンジとベージュをミックスした明るめのカラー。
先ほど紹介したオレンジブラウンに比べ、色味はやや弱めで優しい印象。
オレンジ系で女性らしさや透明感が欲しい方はオレンジベージュがオススメです。
◯オリーブ系カラー
完全なオリーブではなく、ほんのりベージュ味のあるカラーです。
透明感もあってとても可愛いカラーです!
オリーブベージュ
赤みが少なく、ややオリーブっぽさを感じる透明感重視のカラー。
大人っぽく女性らしい印象のカラーでかなり人気の色味です。
ナチュラル系の雰囲気が好きな方にオススメです!
オリーブグレージュ
赤みを抑えたい方はオリーブグレージュがオススメ。
仕上がりはやや暗めになりますが、透明感があり落ち着いた印象です。
大人っぽく上品な印象でどの年代の方にもオススメできるカラーです。
◯バイオレット・ラベンダー系カラー
少し濃いめにはなりますが、紫もいれることは可能です。
ラベンダーもほんのり感じる程度にはなるので、しっかり色味のあるラベンダーが好きであればブリーチは必要不可欠です。明るさは暗めです。
ラベンダーピンク
紫系カラーの中でも色味が出やすいのがラベンダーピンク。
地毛に赤みが残る方が多いので、その赤みを活かしてカラーが可能です!
ラベンダーピンクはツヤが出やすいカラーなので、ダメージでパサつきが気になる方にもオススメです。
女性らしく色気のある雰囲気でフェミニン系と相性抜群です。
ラベンダーベージュ
やや赤みを抑えてほんのり紫を感じるラベンダーベージュ。
青紫系は色味が出にくいのでベージュっぽく仕上がります。
透明感がありミステリアスな雰囲気で、大人っぽさが欲しい方にオススメです!
◯ブラウン系カラー
ブリーチなしのダブルカラーでもっともきれいな色味を出しやすいのは、ブラウン系です。
髪の毛は明るくすると、茶色く抜けていきます。ライトナーで明るくした髪色でも充分ブラウン系のカラーではあるので、そのままのカラーにされる方もいます。
ミルクティーブラウン
ミルクティーベージュほどの透明感は出ませんが、ややくすみのあるブラウン系カラー。
普通のブラウンよりも柔らかく垢抜けた印象に。
どんな人でも似合う優しいカラーです。
チョコレートブラウン
ブラウンにラベンダーを混ぜてまろやかな上品さを感じるカラー。
ブリーチなしダブルカラーの中でもSNSなどで多く見かける人気のカラーです。
チョコレートやショコラなど可愛い名前がつけられているのでやってみたくなりますね笑
ナチュラル、ガーリー、大人系など全ジャンル対応の万能カラーです!
◯グレージュ系カラー
ライトナーで抜けたオレンジ味のある髪の毛に透明感を出すためにグレー系になるカラーを重ねて透明感を出したグレージュカラーです。少し暗めの方が、キレイに見えやすいので、オススメです!
ミルクティーグレージュ
くすみ感のあるグレージュカラー。
グレー感はあまり出ませんが、赤みを抑えた上品な仕上がりです!
グレージュ系はブリーチなしダブルカラーの中でも明るさが必要になるので、入りにくい場合はブリーチをオススメします。
大人っぽい雰囲気が好きな方にオススメしたいカラーです。
アッシュグレージュ
グレージュ系カラーの中でもより赤みを抑えたカラー。
やや暗めの仕上がりになりますが、オレンジっぽさが嫌な方にオススメです。
グレーとミックスすることにより緑っぽくならないのも特徴です!
外国人風なかっこいい雰囲気が好きな方は是非挑戦してみて下さい。
ブリーチなしダブルカラーQ&A
Q.ブリーチなしダブルカラーのダメージは?
A.ブリーチなしカラーはブリーチのカラーに比べ、ダメージがかなり軽減できます。
縮毛矯正など、ブリーチができない状態の方でも施術が可能な場合が多いです。
切れ毛のリスクも少なく、地肌が弱くブリーチでかぶれてしまう方も、負担が少なく施術が可能です!
とはいえ明るめのカラー剤を使用するので、通常のカラーよりはダメージは強くなってしまいます。
ブリーチでのダメージが10だとすると、ブリーチなしダブルカラーのダメージはだいたい2くらいです。
カラー前の事前の状態にはよりますが、ほとんどの方に施術が可能なので幅広い方が挑戦可能です。
毛先のダメージが強く、美容室でブリーチをお断りされた方はブリーチなしダブルカラーで明るいカラーを楽しみましょう。
Q.ブリーチなしダブルカラーの料金は?
A.ブリーチなしダブルカラーの料金は店舗にもよりますが、約1万円〜2万円の場合が多いです。
2回カラーする分通常のカラー料金よりは高くなります。
ブリーチを使ったダブルカラーに比べると、少しお手頃な価格かな?と思います。
Q.ブリーチなしダブルカラーにかかる時間はどれくらい?
A.約2時間〜3時間が目安です。カットやトリートメントを追加すると約30分くらい時間が長くなります。
明るくなりにくい髪質の方はもう少し時間がかかる場合もございます。
Q.最終の状態はどれくらい?
A.ブリーチなしダブルカラーの場合最終の状態は金髪までは色落ちしません。
明るめのブラウンもしくはベージュ系に色落ちしていくので、色落ち後も派手になりすぎないのが特徴です。
大体14レベル〜16レベル(毛先がダメージしている場合はもう少し明るくなる場合あり)くらいです。
明るいカラーや色味を感じるカラーをしたいけど、色落ちの金髪が嫌な方や職場などで怒られてしまう方などは相性がいいと思います!
Q.ブリーチなしダブルカラーの色落ちは?
A.まず、ブリーチなしのダブルカラーは色が抜けやすい色でだいたい3週間程度で色落ちが始まってきます。カラーシャンプーをしたりヘアケアを見直せば長持ちしカラーを楽しむことができます!
ブリーチをしたら色落ちが金になりとても明るくなってしまうことはご存知でしょうか?金になってしまうのが嫌でブリーチをためらってしまう方も多いのではないでしょうか?
ブリーチなしでのダブルカラーの色落ちは何色になるの?金髪になるの?どれぐらいの明るさになるの?など疑問が多いと思います。
色落ちがしにくく、きれいな色落ちが楽しめるカラーをご紹介していこうと思います!
○ブラウン系
ブラウン系のカラーは色落ちしてきたとしても元の色との差がとても目立ちにくいので長い間きれいなカラーが楽しむことができます!ブラウン系と聞くと少し暗かったり、地味な印象を受けるかもしれませんがメリットがたくさんあるんです。
色持ちがいいことや髪が綺麗で健康的に見えたり失敗も少なくニュアンスで他の色味も挑戦しやすいです。逆にデメリットはナチュラルな仕上がりになってしまうので次にするカラーでパキッとした色や薄くて淡い色などする場合はブリーチが必要になってしまう可能性があります。
○ミルクティーグレージュ系
明るいカラーは色落ちしたあとが心配だなという方は色落ちがきれいに楽しめるミルクティーグレージュがおすすめです!ミルクティーが多めだと柔らかい雰囲気になり、グレージュが多めだと落ち着いた雰囲気になってくれます。ブリーチなしだと落ち着いた印象になり、3週間前後での色落ちですがブリーチなしのダブルカラーをすると透明感もアップします。
○ミルクティーベージュ系
こなれ感があるナチュラルなミルクティーベージュは日本人特有の赤みを抑えつつ透明感のある髪色になります。ハイトーンになるとブリーチが必須になっていますが色味によってはブリーチなしやブリーチをしないダブルカラーでかわいいミルクティーベージュができちゃうんです。派手なカラーができない方にとてもおすすめな髪色です。
逆に色落ちしやすいダブルカラーはアッシュ系のカラーやバイオレットカラーは色落ちが早いです。
ではカラーを長く楽しむためにはどうしたらいいの?という方!今すぐできることなので簡単に教えていこうと思います!
○洗浄力の優しいシャンプーを使う
市販のシャンプーは洗浄力がとても高いんです。ですが、栄養成分があまり入っていないため、髪を洗えは洗うほど傷んでいってしまったりせっかく染めた綺麗なカラーを落としてしまうんです。
ですのであまり市販のシャンプーを使うのはおすすめできません。
そしてリンスインシャンプーをみなさん使ったことはあるでしょうか?それはシャンプーの中に一緒にリンスが入っているものです。これは絶対に使わないでもらいたいです。シャンプーはなんの目的でしますか?洗髪を目的として汚れをおとすためにみなさんすると思います。つまり頭皮を中心としてシャンプーをつけることが正解です。ですが、リンスインシャンプーであれば、本来のシャンプーの目的である洗浄効果を邪魔しているだけでなく、リンスやコンディショナーを頭皮にべったりとつけてしまっていることと同じなので、ベタつきや皮脂のつまりの原因になることがございます。
リンスインシャンプーは銭湯や温泉などでも多くおいているところがありますが、大変かもしれないですが、それは使わずに持参していくことをおすすめします。
洗浄力の優しいシャンプーは、サロン専売品のものがいいです。今では某ドラックストアなどにもサロン専売品と書いてあるものもございますが、ちゃんとしたサロン専売品であれば、ドラックストアにおいていることはまずないので、気をつけていただきたいです。おすすめのサロン専売品でのシャンプーはこちら。
PIMシャンプー
300ml ¥3850
PIMシャンプーの詳細はこちらから
【シャンプー迷子の方必須!】現役美容師が本気でおすすめするPiMシャンプーって?
こちらは洗浄成分が栄養100%でできているので、栄養で髪の毛を洗えるものになっています。
取り扱い店舗は少なく、宣伝もしていないものになっているので、知らない方は多いかと思います。
パッケージもシンプルにして、宣伝費などをかけていない分、コストを抑え、その分を栄養成分に力をいれようと8年かけて研究して作られているシャンプーですので、サロン専売品の中でもとても手に取りやすい価格になっています。boappu全員が口を揃えていいと言えるシャンプーなので、使って損はないです。
○頭皮を洗う
どうゆう事?と思う方もいるかと思います。頭皮を洗うというのはどういうことかというと、髪の毛を洗うのではなくしっかり頭皮を洗ってあげるという事です。髪をゴシゴシ洗ってしまうとカラーが落ちてしまうのもありますが、髪へのダメージや乾燥に繋がってしまいます。シャワーで汚れは9割ほど落ちると言われています。ですのでお湯で落としきれない汚れや皮脂などをマッサージするように優しくシャンプーしてあげることが重要になってきます。
○髪の毛にとって適切な温度で洗う
実は髪の毛と頭皮の汚れは、お湯でしっかり洗い流せば、9割の汚れを落とすことができます。汚れが落ちやすい温度というのは『36、5度』これは顔などの脂が36.5度の人肌の温度で溶け出します。お顔の事を言いましたが、頭皮の皮脂腺はお顔よりとても多く、お顔のTゾーンの3倍もあります。それだけ皮脂が多いため、36.5度以下の低い温度では皮脂が落ちにくいのです。逆に熱い温度だと、どうなるのか。ずばり、髪の毛にダメージが起きてしまいます。高い温度で洗うことによって余分に皮脂を落としすぎてしまい、体が皮脂が足りないと感じてしまい、たくさんの皮脂を分泌させるように体の構造はできています。こうなると頭皮にとって逆効果です。さっぱりさせたつもりもはずが、過剰に皮脂を分泌させてしまっていることにより、頭皮が脂っぽくなってしまい、べたっとなってしまう可能性が高いです。
さらに、お湯の温度が高いとカラーの色落ちが早くなってしまいます。温度が高いと髪の表面のキューティクルが壊れてしまったり、剥がれたりして乾燥やフケ、ダメージにつながってしまいます。カラーやパーマをした髪ですと、カラー剤などの薬剤でダメージを受けている髪の毛にさらにダメージを与えて傷みが進行してしまいます。ですが、冬場はどうしても高くしてしまいがちですよね。適切は温度とは本来なら38度程度が適温で好ましく、夏場は38度程度、冬場は40度程度が好ましいです。
○トリートメントを放置しすぎない
トリートメントはつけて放置すればするほどいいと思っている方は多いのではないでしょうか。実はそれは間違っているんです。放置中は栄養が入っていくのと同時にカラーの色素が外に出てしまっているんです。大体の放置時間の目安は約7〜10分程度にしましょう。半身浴をしながら長時間放置している方はお気をつけて!
○濡れたまま放置しない
髪の毛が濡れている状態はキューティクルが開いた状態になっています。ですので色落ちもしやすくなってしまいます。タオルドライをした後は流さないタイプのトリートメントをつけてすぐに乾かしてあげましょう。自然乾燥は絶対にNGです!!
○洗い流さないトリートメントをつける
洗い流さないトリートメントは髪の毛の外側を保護してくれます。ドライヤーの熱や冷暖房の乾燥や紫外線から髪を守ってくれます。洗い流さないトリートメントには『オイル・ミルク・ミスト』がございます。オイルタイプは油分が多いため、髪の毛を包みこむことで、水分を保持し潤いを保つことができるものになっていまうす。そしてコーティング力がしっかりあります。
ミルクタイプは水分と油分の両方が入っているため、髪の毛の補修成分を配合しているものが多いです。ブリーチなしのカラーをする場合や、カラーやパーマのダメージが蓄積した髪の毛におすすめです。
ミストタイプは水分が多めに配合されているものになるので、ふんわりとした仕上がりになるので、細くて柔らかい髪質の方におすすめのものになります。そしてヘアオイルと併用することにより、しっとりに仕上げることができます。コーティング力が強いオイルタイプかミルクタイプがオススメです!
boappuで取り扱いのあるオイルタイプとミルクタイプはこちら!
オイルタイプ
モロッカンオイル
25ml ¥1760 / 100ml ¥4730
ミルクタイプ
リケラエマルジョン
80g ¥2970 / 200ml ¥4620
○ドライヤーの距離
皆さんはドライヤーをする時に早く乾かしたいからといって髪にとても近くで乾かしていませんか?近くで当て過ぎてしまうと髪が高温になり、ダメージにつながってしまうからです。正しい使い方は温風と冷風を交互に立ててあげると良いです!まずは根本を乾かし、次に中間から毛先を乾かすと早く乾いてくれますよ!
○アイロンの温度
アイロンの温度でしっかりカールが欲しいから180〜200度でアイロンをしている方!140度以上になってしまうと髪髪が傷んでしまったり髪色がすぐに落ちてしまいます。しっかり乾かさずにアイロンをした時、『ジュッ』と音がしたことはないでしょうか?
これは髪の毛の中に残っていた水分が蒸発している音なんです。この音がでてしまうと何が起こっているのかというと、、、髪の毛の表面に穴を空けてしまって水分を外に出してしまっています。
髪の毛の主成分はタンパク質と言うものでできています。タンパク質には『熱変性』というものがあります。
タンパク質といえば、卵!生卵を熱で温めると、目玉焼きやゆで卵ができますよね。ゆで卵にした後に、生卵に戻すことはマジシャンでもできないと思います。熱を加えることによって起こるこの現象、これがタンパク質の熱変性というものです。髪の毛の主成分はタンパク質を多く含んでいるとお話しましたが、髪の毛にも同じことが起きています。高温のアイロンをアイロンを使用すると、タンパク質が変性してしまい、元には戻らないのでアイロンを使う際にダメージが蓄積していきます。
ちなみに髪の毛のタンパク変性は、濡れた髪の毛で約60度、乾いた髪の毛で約140度から始まっていきます。
これはアイロンの温度=髪の温度ではありません。髪の毛がこの温度まで熱を持ってしまった場合にタンパク変性がおこる温度です。
ですので、アイロンの温度は140度以下がベストです。
いかがですか?普段何気なくしていることが色落ちを早くしてしまっていることも多いのではないでしょうか?これらのことを気をつけて可愛いヘアカラーも色落ちも楽しんじゃいましょう!
まとめ
ブリーチなしダブルカラーは普通のカラーより色味のバリエーションが多く、幅広いカラーが楽しめます。
ブリーチのカラーとのメリット・デメリットを考えた上で、自分に合っているのはどちらなのか?
したいカラーが再現可能なのか?など参考にしてもらえると幸いです。
わからない方は担当の美容師さんにも相談し、カラーを楽しんで下さいね!
店舗情報
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