初めてのカラーって楽しみや期待の反面、緊張や不安もありますよね。
高校を卒業して晴れて可愛く髪の毛を染めたい!インスタで調べるとかわいい髪色がいっぱいありますよね。でも「自分に似合うのか不安」「髪の毛が傷むのが怖い」「ブリーチはしないとできないのかな」など思うことはたくさんあると思います。
そこでこの記事では現役美容師が初めてのカラーの気になるあれこれを徹底解説していきます。ヘアカラーの基本をおさえて、イメチェンを成功させましょう。
初カラーの前に知っておいてほしいこと
食べ物で蕁麻疹が出たり、化粧品や薬品などでかぶれを起こすことがあるように、カラーも体質や体調によってアレルギーやかぶれを起こすことがあります。主な症状は発疹やかゆみなどのかぶれですが、重症になるとアナフィラキシーを起こすこともあります。
肌が弱いと感じる方やアレルギー体質の方は、不安な場合、美容師さんに相談してパッチテストを行ってもらいましょう。
パッチテストとはカラーでかぶれる体質かどうか調べるテストのことでカラー剤を腕の内側部分に薄く塗布し観察します。
パッチテストは48時間様子を見るのでカラーをしたい日に合わせて前もって行う必要があります。事前に美容師さんに連絡しておきましょう。
- カラー直前にシャンプーをした
- 頭皮に傷がある
- 生理中
- 疲労・睡眠不足
上記の項目に当てはまる方も、カラーが染みやすい状態になっています。
シャンプーをすると頭皮の皮脂が洗い流されて薬剤が染みやすくなります。実は皮脂が頭皮を守る役目をしているので直前のシャンプーはできるだけ控えましょう。
生理中、疲労、睡眠不足の方はホルモンバランスが崩れて身体が敏感になっています。カラー剤が染みやすくなったり炎症を起こしやすい状態になっているので、染みた場合は我慢せずに美容師さんに伝えましょう。
また、頭皮にカラー剤が付かないようにカラーをしたり、カラーをする前に頭皮を保護するスプレーなどもあるの心配な方は事前に伝えておきましょう。
カラーの知識
カラーとは髪の毛を染めることですが、カラーの種類には大きく分けて3つの種類があります。それは一時染毛料・半永久染毛料・永久染毛料です。それぞれを詳しく説明していきます。
一時染毛料
一時染毛料とは水に溶けないタール色素や表面や無機顔料、カーボンブラックなどの着色成分をアルコールなどの溶媒やロウ類、樹脂などと混ぜて毛髪に付着しやすいようにした染毛剤です。一時的に髪の毛を染めたい人、部分的に髪の毛を染めたい人に向いていて、髪の毛へのダメージやかぶれはほんどありません。染毛後は1回のシャンプーで洗い落とすことができますが、汗や雨などでも色落ちしてしまうの服が汚れてしまうことがあるので注意が必要です。
ドラックストアなどでも手に入るカラースプレー、ヘアマスカラなどのことです。
半永久染毛料
半永久染毛料とはキューティクルの隙間から物理的に毛皮質中に浸透し染毛する染毛剤です。半永久染毛料の代表的な製品であるヘアマニキュアは1回の使用で染料が髪の毛の内部にまで浸透しますが、カラーリンスやカラートリートメントは使用し続けることによって、髪の毛の表面に徐々に色素が浸透し髪の毛を染めていきます。
アレルギーやかぶれを起こしにくいためカラーができない人でも使いやすく、繰り返し染めても髪の毛が傷むことがあまりありません。
ヘアマニキュアのカラーの持ちは約2~3週間で、雨や汗などでも色落ちすることがあるので服やタオルを汚す恐れがあるので注意が必要です。皮膚や爪についてしまうと取れにくいことがあります。
永久染毛料
永久染毛料とは酸化染料を用いた酸化染毛剤と非酸化染毛剤がありますが、現在使用されるほとんどのものは酸化染毛剤です。
髪の毛のメラニンを脱色しながら明るい色にも暗い色にも染めることができます。
酸化染毛剤は1剤と2剤を混ぜて使用しますが、1剤に含まれるアルカリ剤がキューティクルを開き髪の毛の内部に染毛剤を浸透し髪の毛が染まります。発色した酸化染料の分子はくっつきあって元より大きくなるのでキューティクルから出られなくなり髪の毛の内部に留まってカラーが定着します。
染毛力に優れていますが、髪の毛は傷みやすくなったり、体質や肌状態によってはアレルギーやかぶれを引き起こすことがあります。
カラーの種類
ブリーチなし
ワンカラー
ワンカラーとは、一般的に根本から毛先まで1回の工程で塗るカラーのことです。伸びてきた根本部分と既に染めてあった毛先で薬を塗り分けて1回で根本から毛先まで自然に同じ色に染めることもワンカラーと言います。
ワンカラーは一番オーソドックスなカラーの種類で、施術時間も短く料金も一万円以内でできることがほとんどです。ダメージも少なく色持ちが良いのがメリットです。デメリットは表現できる色の幅に限界があることです。
ブリーチなしダブルカラー
ブリーチなしダブルカラーとは、ブリーチを使わず通常のカラー剤で一度髪の毛を明るくしてなるべく髪の毛のメラニン色素を抜いて、その後オンカラーで色味を入れることです。工程はブリーチありのダブルカラーと同じになります。ブリーチを使用するよりメラニン破壊の力が弱いので手触りや色落ちの影響が少なく、ダメージが少ないですがブリーチを使ったダブルカラーに比べるとできる色の幅が少ないです。
また、ブリーチなしダブルカラーは比較的最新の技術のため行っているサロンが限られています。事前に確認しておくと良いでしょう。
ブリーチあり
ダブルカラー
ダブルカラーとは、2段階で行うカラーのことで一般的に一度目はブリーチで髪の毛を脱色してその後オンカラーをして色を入れていくことです。ブリーチをすることで髪の毛のトーンが明るくなり、しっかりとした発色や透明感を出すことができるのでカラーを選ぶ幅が増えます。
その反面、カラーの色落ちが早く頭皮や髪の毛を傷めるリスクもあるので髪の毛のダメージ具合によってはブリーチの施術が行えない場合があります。
トリプルカラー
トリプルカラーとは、3段階で行うカラーのことでブリーチを2回行った後にオンカラーで色を入れていきます。ダブルカラーではできないよりハイトーンの明るい色を再現できます。
ブリーチを2回行う分髪の毛や頭皮への負担が大きくなるので注意が必要です。
また、過去に黒染めをしたとがある方は1度のブリーチでは髪の毛が思うように脱色されないことがあります。その場合もトリプルカラーで2度ブリーチすることがあります。
グラデーションカラー
グラデーションカラーとは、毛先にかけて徐々に色が変わっていくカラーデザインのことで、根本と毛先の明るさの差を出すためにほとんどの場合がブリーチを使用しています。
根本は暗めで毛先にかけて明るくしていくので根本のプリンが伸びてきても目立ちにくくカラーが長持ちするので頻繁に美容室に通えない方にもおすすめのカラーデザインです。
ハイライトカラー
ハイライトカラーとは、髪の毛に筋状にポイントで明るめのカラーを入れて立体感を出すことです。ハイライトの入れ方や量、ベースの明るさなどによって印象が変わります。ほとんどの場合がブリーチを使用します。
インナーカラー
インナーカラーとは、髪の毛の内側にベースの色とは異なる色を入れるデザインのことでほとんどの場合がブリーチを使用しています。インナーを入れる範囲やベースのカラーとの組み合わせなどで印象がかわり、バリエーションが豊富です。
サロンカラーとホームカラーの違い
「サロンカラーとホームカラーは何が違うの?」「家で染めるとどうなるの?」とカラーをする際に思ったことはありませんか?
今や日本人の7割がカラーをしていると言われている時代。サロンと自分でするにはどう違うのかと気になりますよね?
ここではその謎を徹底解説していきます。
まずカラー剤にはアルカリ剤が入っています。酸性でできている髪の毛にアルカリ剤でできているカラー剤をつけることで化学反応がおき、髪の表面にあるキューティクルを開き、髪の色素を脱色させ色が入っていくという仕組みになっています。
美容室で染めることのメリットは、2剤の使い分けができるというのが最大ポイントです。
カラー剤は1剤と2剤を合わせて作っていきます。1剤はカラー自体の薬のことで2剤は「過酸化水素」という脱色には欠かせない主成分が入っている薬剤のことをいいます。
日本の6%が髪の毛に対するダメージの限界値となっており、法律でも定められています。
サロンで使用している2剤は『1.5% / 3% / 6%』で2剤の%数字が上がるごとに髪への負担が大きくなっていきます。
例えば、健康な髪を明るく染める場合などは、髪の中の色素が強いのと何もダメージがないため、それなりの濃度の過酸化水素を使用しても問題ありません。ですが、もともと髪が明るい場合や、ダメージがすでにかかっている髪に強い2剤を使用すると髪に大きな負担がかかり、最悪の場合は髪がちぎれてしまう場合もあります。
せっかく可愛くしたのに、髪の毛がちぎれてしまうだなんて辛いですよね。
ですが、ホームカラー剤はその2剤の濃度が選べないのです。
誰でも簡単にカラーができるようにしているからこそ、全て「6%」の2剤で作られています。
なので、どんな健康な髪でも、どんなダメージしている髪でも同じ6%の過酸化水素で染めてしまいます。何度もダメージをかけている毛先に追いうちを描けるように負担をかけると、必要以上のダメージをかけることになり、毛先の髪がバイバイしちゃいます。
サロンはそんなことがないようにしっかりと髪の状態に合わせて2剤を使い分けているので、必要最低限のダメージで抑えることができ、綺麗に理想にカラーにできるのです。
そしてもう1つ『塗りムラ』を抑えることができます。
ホームカラーをする時は自分で染めるか、お友達やご家族に染めてもらいますよね?しっかりと全体に吸っているつもりでも、見えない後頭部や頭のてっぺん、もみあげ部分が濡れてなくて、ムラになる可能性があります。
また、頭のハチから上の部分は温度が高いため明るくなりやすく、根元付近だけがすごく明るくなったりというリスクもあります。
サロンカラーはプロの方がしっかりと塗れていないところがないように、根元付近だけが上がりすぎないように見極めるため綺麗に染まるのです。
美容室選びのポイント
なんとなくサロンカラーとホームカラーの違いがわかってきたところで、次に大事なのはサロン選びです。
「どうやって探したらいいの?」と思いますよね。
主に多い美容室の探し方は
- ホットペッパービューティー
- SNS
- GoogleやYahooなどで検索
- 知人からの紹介
など、様々な探し方があります。
特に今はSNS時代なので、ホットペッパーやインスタ、TikTokなどが探しやすいのではないでしょうか?うちのサロンでもホットペッパーやインスタ、Googleからのご予約が特に多いです。
SNSはそのサロンの情報やどんなカラーが得意など画像付きで紹介していることが多いので、実際に目で見ることもできるのでオススメです。
また、アクセス方法やDMなどでのやりとりもでき、自分がしたい画像を送ったりして実際に可能なのかなど、事前に軽くカウンセリングもできるので時短にもなります。1度コンタクトをとっているので、初めてのサロンなどでもあまり緊張することなく来店することもできます。
ストーリーや投稿でその美容師さんの人間性も見ることができるので、安心してお任せすることができるのではないでしょうか。
もう1つ、紹介もオススメです。サロンの雰囲気やスタッフの人柄など、実際にあっている方からの情報はとても安心して来店できるメリットなのではないでしょうか。
カラーの施術の流れ
「カラーはどんな感じでやっていくの?」「施術時間は?」「選ぶメニューは?」など初めてのカラーはどんな感じなのか、どういう順番でやっていくのかと気になりますよね。
施術の流れは2パターンあり、
カウンセリング → カラー塗布 → カラー放置 → シャンプー・ブロー → 仕上げ
という流れになります。
これはブリーチなしのワンカラーでそこまで明るくなく、落ち着いたカラーの施術です。大体の施術時間は髪質や長さや毛量にもよりますが1時間半~2時間です。
もう1つのパターンは、
カウンセリング → ブリーチ → 放置 → シャンプー → オンカラー → 放置 → シャンプー・ブロー → 仕上げ
この方法はブリーチありのダブルカラーというハイトーンや透明感があるカラーの施術です。
大体の施術時間は髪質や髪の長さや毛量、ブリーチの抜け具合にもよりますが2時間半~3時間半です。
ダブルカラーをする場合はブリーチをして1回髪を明るくしないといけません。
詳しくお話しすると、ブロンドやグレー、透明感のあるハイトーンのカラーなどに何もしていない健康な髪にする場合は、髪の中の色素が強く真っ黒の状態なので、まずその黒い色素を抜くところから始まります。それが「ブリーチ」です。髪の色素を強い薬で分解してキューティクルを開いて抜いて、金髪にします。その後にオンカラーと言って完成の色のカラー剤を塗っていくという仕組みです。
真っ黒の画用紙に赤やピンク、茶色を塗ってもあまり色は発色しませんよね?塗るベースを白にすることでやっと発色してくれる、そういう仕組みになってます。すごくおもしろくないですか?なので、カラーをする場合はブリーチの抜け具合などによって時間が左右されるので、余裕を持ってサロン予約することをオススメします。
カラー別印象の違い
ヘアカラーをする際、髪の毛の明るさの違いによって印象や雰囲気が変わってきます。とても大事なポイントです。
髪の色選びの際、まずは明るさを決めます。今より「明るくしたい」のか「暗くしたい」のか、もしくは今と同じくらいの色がいいかなど理想の明るさを決めます。
明るさによって肌の色も違うように見えます。髪の色選びには明るさがとても大事だと言えます。
明るさは自分のなりたいイメージに合わせて大体は決めておき、細かいとこは担当の美容師さんと相談しながら決めるといいでしょう。
髪の明るさには「レベル」という単位があります。この単位を覚えておくとカラーの際にとても役にたちますので覚えておくといいです。
就職先などで髪色に制限がある会社も多いのではないかと思います。その時にその会社で定められたレベルで指定されることもあるのではないでしょうか。
レベルの数値が上がるほどに明るいの?それとも暗いの?と疑問に思いますよね?答えは『数字が大きいと明るく、小さいと暗い』が正解です。
規定がある場合はそのことを美容師さんに伝え、そのレベルに合わせておしゃれを楽しむといいと思います。
どこのサロンさんにも下の画像のようなカラーレベルチャートがあると思うので、カウンセリングの際に伝えて相談しながら決めていくと良いでしょう。せっかく染めたのに就職先で怒られてしまっては勿体無いので、しっかりと相談しながら決めましょう。
色味は細かくいうと「色相」と「彩度」があります。
色相とは、色の種類のことです。赤や青、黄色やオレンジなどの違いです。
彩度とは、鮮やかさのことです。例えば、同じピンクでもパステルピンクのような優しいピンクやショッキングピンクなどのような強めのピンクなど様々です。同じピンクでも彩度で違いがあるということです。
明るさのように、色味でも印象は違ってきます。
色味には「暖色系」と「寒色系」の2種類があり、それによってもイメージの違いが出てきます。暖色系は、暖かみを感じる色です。もっと直接的にいうと赤みを感じられる色です。
暖色系の具体的な色でいうと、
- ピンク系
- オレンジ系
- レッド系
などが代表的な例です
①ピンク系
ピンク系のイメージは「フェミニン」「キュート」「ふんわり」「可愛い」などのイメージです。
暖色系のカラーの中ではとても人気な色味で、明るさによってイメージが変わってきます。色味がとても優しいので挑戦しやすい色味になっています。暗めだと可愛らしい雰囲気に、明るめのカラーだとお人形さんのような雰囲気になります。
ピンクは紫が入っているので、ツヤも出しやすくなり色落ちが黄色みが出る方は抑えてくれる効果があるのでオススメです。
②オレンジ系
オレンジ系のイメージは「元気」「やわらか」「若々しさ」「瑞々しさ」というイメージです。
日本人本来の髪色の色素構成に似ているので、肌の色にも馴染みやすく健康的なイメージのカラーです。また暖色系の中ではブラウンに近いため、色落ちもゆっくりと落ちていきます。
オレンジは明るさによって雰囲気が変わっていきます。暗めだと落ち着いた元気な雰囲気、明るめだとオシャレで個性的な雰囲気になります。なりたい雰囲気によって色の濃さを決めてみてはいかがでしょうか?
③レッド系
レッド系のイメージは「色気」「落ち着き」「強さ」「女性らしさ」というイメージです。
レッド系は色の濃さでイメージが変わってくるので、自分らしさを出しやすいカラーなのではないでしょうか?
暗めのカラーだと落ち着いた雰囲気が明るめのカラーだと強い女性らしさが出せるので、イメージに合わせて明るさや濃さを変えてみると色々なイメージを楽しめるのではないでしょうか。
次に「寒色系」です。寒色系は文字の通り寒そうな色のことです。
寒色系のカラーは、
- アッシュ系
- マット系
- グレージュ系
などが代表的な寒色系カラーです。
主に透明感やくすみのある色味のことです。寒色系は赤みを抑えてくれるカラーなので赤みが出やすい毛質の方におすすめです。
①アッシュ系
どの季節でもどの年代の方からも人気なアッシュカラー。よく聞く外国人風カラーや透明感カラーと言われる定番のカラーです。
アッシュは「クール」「柔らかい」「大人っぽい」というイメージです。
アッシュ系は明るさによってもイメージが変わるのですが、どの明るさでも透明感を出してくれるカラーなので透明感が出にくい方や大人っぽくなりたい方にオススメです。
②マット系
マットカラーのイメージは「やわらか」「まろやか」「優しい」というイメージです。
カラーの種類の中で1番赤みを抑えてくれるカラーとなっており、赤みの色素が強い日本人にはぴったりのカラーになっています。
くすみや透明感が出やすいのはアッシュ系と同じなのですが、アッシュ系よりは柔らかく優しい雰囲気を出しやすいカラーなので、赤みを消したい方や柔らかい雰囲気を出したい方などにオススメです。
③グレージュ系
最近よく聞くグレージュカラーは「透明感」「大人っぽい」「クール」「こなれ感」というイメージです。
グレージュはグレー+ベージュの組み合わせで、グレーの透明感とベージュの柔らかさのいいとこどりのカラーで最近とても人気のカラーです。アッシュよりも青みは弱くベージュよりもくすんでいるので、垢抜け感の欲しい方や大人かわいいのイメージが欲しい方などにオススメです。
【 ブリーチなしカラー 】
黒髪からブリーチなしでできるカラーをご紹介していきます。
①ベージュカラー
②グレーカラー
③ピンクカラー
④アッシュカラー
⑤グレージュカラー
⑥オレンジカラー
髪質によって色味や透明感の出やすさは変わってくるのですが、ワンカラーでも十分様々なカラーを楽しむことができます。
ワンカラーはダブルカラーよりダメージが少ないので、規定がある方やダメージをあまりしたくない方、落ち着いたカラーが好きな方などにオススメです。
【 ブリーチありダブルカラー 】
1度ブリーチで明るくしてから色を入れるダブルカラーという方法でのできるカラーをご紹介していきます。
ブリーチ:1回~
①ベージュカラー
②グレーカラー
③グレージュカラー
④ピンクカラー
⑤オレンジカラー
ブリーチありのカラーは通常カラーに比べてダメージはかかりやすいですが、カラーのバリエーションや透明感がグンっと出しやすくなります。透け感や透明感が欲しい方にオススメです。
ブリーチ:2回~
①ベージュカラー
②グレーカラー
③ブロンドカラー
外人さんのようなブロンドや透け感のあるグレーにする場合は最低でもブリーチ2回が必要になります。ハイトーンは好きな方は1度は憧れるカラーなのではないでしょうか?
ブリーチ2回するともうほとんどのカラーは綺麗に思い通りにできます。しかし、その分ダメージもたくさんかかるので、しっかりとケアをしてハイトーンを楽しみましょう。
【デザインカラー】
①インナーカラー
インナーカラーはとても人気のカラーで、イヤリング風に見えるインナーや後頭部の方までのインナーカラーなど自分の好きな色を好きな範囲で入れるのが特徴です。
自分だけのカラーをこそっと入れてオシャレさんになりましょう。
②グラデーション・裾カラー
グラデーションや裾カラーはオシャレ度がアップしまくるデザインカラーです。
前頭ブリーチをして裾だけカラーを変えるのもあり、ダメージを考えて毛先だけのブリーチでグラデーションするのもあり、自分だけのデザインを見つけて楽しんじゃいましょう。
初カラーにおすすめのカラーカタログ
①ブラウン
ブラウンカラーは日本人の肌に馴染みやすく、落ち着いた雰囲気や髪自体も綺麗に見せてくれ、簡単に垢抜けた感じもでやすい為とてもおすすめなカラーです。初カラーには1番挑戦しやすいカラーだと思います。
②チョコレートブラウン
普通のブラウンと比べて深みのあるチョコレートブラウンは、落ち着いた雰囲気があります。また髪を綺麗に見せてくれる効果もあり艶髪になりたい方必見なカラーです。
黒髪とは違い、深みのあるチョコレートブラウンも初カラーで人気なカラーです。
③ショコラブラウン
ブラウンの中に柔らかさを入れたのがショコラブラウンです。柔らかさがプラスされて女性らしさがあり、深めのブラウンとは違ってフェミミン溢れるスタイルです。ショコラブラウンはコテでワンカラール巻くだけでもかわいさもアップです。
④ピンクブラウン
ブラウンの中に少しピンク味をまぜたピンクブラウン。暖色系のカラーは可愛いらしさを引き出してくれます。ピンクブラウンはブリーチをしなくても色味がわかりやすいカラーなので初カラーでブリーチに抵抗のある方にもおすすめです。
落ち着いたブラウンベースのピンクブラウンやピンク味が多めの明るめ等、多少の調整も可能なカラーですので色々楽しめる所も魅力的です。
⑤レッドブラウン
ブラウンに赤みを入れたレッドブラウンは温かみのある暖色カラーです。
レッドカラーは肌を白く見えやすくしてくれたり、艶感を出してくれるのも魅力的。控えめながらに、髪色で個性を出したい方におすすめです。また色もちも良く、長くカラーを楽しめます。
⑥オレンジブラウン
初カラーで人気なオレンジブラウンカラーは、イエローベースの方によく合い肌馴染みもよく明るい表情をプラスしてくれます。重い印象が苦手な方にもおすすめできるカラーです。
オレンジカラーもブリーチなしで色味が出やすいカラーなので低ダメージで行えます。
⑦オリーブベージュ
ブラウンにグリーンをまぜたオリーブベージュ。初カラーや日本人に出やすい赤みを抑えたい方におすすめです。
またオリーブカラーは透明感を与えてくれるので抜け感もあり可愛いカラーです。色持ちも良いのでカラーを長持ちさせたい方はオリーブカラーで間違い無しです。
⑧アッシュブラウン
アッシュブラウンは赤みを抑え、くすんだような色味のカラーです。
肌のくすみを抑えてくれ、透明感を生み出してくれます。簡単に垢抜けた印象を与えてくれるので、ブラウン味が苦手な方はアッシュカラーが良いですね。
【 ブリーチありカラー 】
①ミルクティーカラー
ブリーチカラーで圧倒的な人気を誇るミルクティーカラー。ミルクティーカラーはワンブリーチでも染める事が可能なカラーです。
またミルクティカラーは派手になりすぎず、お洒落にみせてくれるヘアスタイルです。どんな人にも比較的似合うカラーなので、初ブリーチでカラーを悩んだ方はまずはミルクティーカラーから試してみるのもおすすめです。
②オレンジカラー
パキッとしたオレンジカラーはブリーチが必要になります。
初カラーは色が抜けにくいですが、オレンジカラーであれば、抜けが甘くても色味が出しやすいカラーになります。少し派手目なカラーですが、今っぽさがありお洒落なカラーです。
③カシスカラー
暖色系のカシスカラー。深みのある赤い色味で明るさは少ないカラーです。メイクとも調和が取りやすく、大人っぽさも演出できます。ブリーチをする事でより色味や透明感がアップします。
こちらのカラーも色持ちの良いカラーなので持ちが気になる方に持ってこいのカラーです。
【 インナーカラー 】
インナーカラーとは外側の髪の毛と内側の髪の毛を異なるカラーで染めたヘアスタイルです。耳にかけたりヘアアレンジをした時にもチラッと見えるインナーカラーは最近とても人気なヘアスタイルです。
①ミルクティーベージュ
インナーカラーの中でも人気の高いミルクティーベージュ。
肌馴染みも良く、比較的にどんな方にも似合いやすい色です。表面のカラーを暗めに染めてあげるとインナーカラーとのコントラストがはっきりしてよりメリハリのある印象になります。
②オレンジ
③ピンク
④イエロー
カラー後のヘアケア方法
きれいに染めた髪の毛をできるだけ長く楽しむにはカラー後のヘアケアが肝心です。
サロンでのトリートメントからおうちでできる簡単なヘアケア方法までご紹介するので是非参考にしてみてください。
①カラー後24時間はシャンプーしない
カラーの色素が髪の毛にきっちり定着するまでに約48時間程度かかると言われています。
さすがに2日間髪の毛を洗わないのは夏場などは特に無理がありますよね。なので、最低24時間はシャンプーするのを避けてほしいです。そうすることで色素の定着と髪の毛内部の成分の流出を抑えてくれます。
また、お湯の温度が高すぎるとカラーの色落ちを早めてしまうので温度の高すぎには注意です。
②サロントリートメントをしてもらう
カラーの直後にトリートメントをすると髪の毛に良くないという情報もありますがそれは全くのデマで、カラー後にはサロントリートメントをしてもらうと良いでしょう。
サロントリートメントは栄養価が高くカラー後の傷んだ髪の毛を修復してくれます。また、カラーの色持ちも良くなり良いことだらけです。
サロントリートメントにも種類がたくさんあるので髪質や悩みに合ったトリートメントを美容師さんに選んでもらいましょう。
③洗浄力の優しいシャンプーを使う
せっかくキレイに髪の毛を染めてもらっても洗浄力の強いシャンプーで毎日髪の毛を洗っているとカラーの染料が流れ出てしまいます。
市販のシャンプーは洗浄力が強くシャンプーをするだでけ髪の毛がきしんで傷んでしまうので美容室で購入できる洗浄力の優しいシャンプーを使うようにしましょう。
まとめ
初カラーの参考になったでしょうか?
是非理想の初カラーで今まで以上におしゃれを楽しみましょう。
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